50限目 雄二が霧島にする最大の気遣い
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、場所」
「おい、どこと誰のだ?」
「決まってるじゃないか、霧島さんの見合い相手と日時と場所だよ」
「、、、、明久」
「気になるんでしょ?」
☆
「、、、分かったぞ。これが霧島の見合い相手だ」
3時間掛かってようやく突き止めた。この事は一般的に言う機密情報。なぜなら霧島の見合い相手は鈴木財閥の貴公子だから。なぜそれをムッツリーニが知ったのか。それは控えておこう
「、、、、霧島の見合い相手は鈴木財閥の会長のご子息。学歴も全て完璧」
「じゃあ何で霧島さんなの?」
「、、、、ここ数年鈴木財閥は赤字状態でかなり危険な状態」
「じゃあまさか」
ムッツリーニの説明で雄二が何かに気づいたみたいだ
「え?何?秀吉分かった?」
「いいや。わしにもさっぱりじゃ」
ムッツリーニはパソコンをいじりながら説明した
「、、、、つまりこの見合いは本人の意向じゃない」
「え?どういうこと?雄二」
さっぱりわからない明久は雄二に聞こうとした。すると雄を見ると怒りの表情をしていた
「つまり翔子との見合いは政略結婚の段取りだ」
「、、、、そう、、狙いは霧島家の資産。霧島家は代々由諸正しい家系で大金持ち。だから鈴木財閥は目をつけた」
それだけでさすがの明久も理解した。
「どうする雄二」
「・・・・わからない。いくら政略結婚だからといって翔子が不幸になるとは限らない。むしろその方が翔子にとって幸せなのかもしれない」
雄二はいつもと違う。雄二本人もどうしていいか分からない。
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