毎朝の行事はSMプレイ!?
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見るからに怠そうな雰囲気を醸し出しながら入ってきた先生は二十代の女性だ。
だが、その若さもさることながらナイスバディなのである。
今朝も着て来ているスーツの胸のボタンが今にもはち切れんとばかりに自己主張している。
そんな理由から男子生徒から絶大な人気を誇っているわけだが、俺には後期高齢者にしか見えない。
「先生っ!」
「あー?」
「その乳を揉ませ―――――ヒギィィィッ!!」
土下座でそんな勇敢なことを言い出したのは巨乳、お姉さん系を専門分野とする男子生徒、下嶋卓也。
我らの敵となる存在だ。
そんな彼の頭を先生は無表情でヒールの踵を使って踏みにじる。
「アンッ!アッ!ォオゥイェーーーースッ!!」
そして下嶋はヨダレを垂らしながら、、、目がイッテた。
今日もいつも通りの光景が繰り広げられる。
「聞いたかね親友?」
それを眺めていた俺に吉田が突然声をかけてくる。
「、、だから悪友だ!で何をだよ?」
「今日、新しい転校生が来るらしいよ」
この時期に転校生とは珍しい。
「何で知ってんだ?」
「偶然、職員室で見慣れない生徒がいたものでね」
見慣れないって、、、この学校の生徒は何人いると思ってんだ?
まさか全員把握してるとか、、、
「というのは嘘で」
「嘘かよ!」
「実際は先生に教えて貰った」
「だろうなっ!!」
こいつはこういう性格だが、俺はいつもこいつの嘘に引っ掛かってしまう。
だが、転校生かぁ〜。
「幼女ならいいなぁ?」
「うむ、、、っておい!」
勝手に俺の心の声を代弁しないでくれ!!
間違ってもこいつと以心伝心とかゴメンだ。
「どんだけ幼女好きなのよ、、、」「私、幼女体型じゃなくてよかったわ」「幼女体型の高校生とか何てエロゲー?」「ブヒィィィー!!」
だから最後の二人何なんだよ!?
というか、どの口が言ってんの?
教室を見渡すが、みんな真面目な顔で特定できない。
ポーカーフェイスが少なくとも二人いるってことか、、、。
この俺の目を欺くとは、なかなかやるな。
「そういえば、今日は転校生がいるから〜。入って来なぁー」
転校生って、、、
「おい、吉田!!転校生が来ることは聞いたがこのクラスに来るとは一言も聞いてないぞ!?」
すると奴も急に深刻そうな顔つきになる。
「、、、知らなかったんだ、純粋にな」
「、、、」
いつもみたいな発言はどうした!?
スッゲー突っ込みづらいんだけどッ!?
そんな会話もつかの間、教室のドアが開き―――
「じこしょーかい頼む」
転校生は先生に促されながら怖ず怖ずと教壇の前に歩み出す。
そしてその転校生は俺たち男子、いや女子の視線さえも釘付けにする。
それはあまりにもあれで、少女というよりも、、、
「かッ、霞ヶ浦茜、、です。どうぞ、、よ
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