それを始めの一歩にしました
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んの混乱は収まったようだ、反撃来るから離れてて、跳ね返すから」
俺は変身魔法を使って大人の姿まで成長し、抜いた穴に向かって歩き始める。
穴の向こうから実弾や魔法弾が雨アラレと降って来る、それを展開した八枚の羽が雷を発生させて実弾を受け止め、魔力弾は強制的に霧散させる。
「……魔力弾の威力から見て、Bクラス以下ばっかりだな、AAぐらいは居ると思ったんだが、さてお返しだ『マジックカウンター』」
敵弾を散らしていた羽が霧散した魔力を収束をし巨大な魔法弾を作り上げた。
仕組みとしては劣化版スターライトブレイカーと言ったところだな。
次々と敵弾を吸収してデカくなる魔力弾に敵は撃つのを止めて壁に隠れた。
「さて……コレが直射砲だと誰が言った?」
発射された特大魔力弾が穴に潜り込んだ所でピタリと止まった、最初っから誘導弾だよ。
「爆散」
大量の十字手裏剣に変形した魔力弾が室内で炸裂した。
「――――無茶苦茶だ!? 敵の魔力弾吸収したり、誘導弾の形をワザワザ十字型に変えるなんて無駄過ぎにも程がある!!
アレだけの魔力量込められるなら普通に撃って着弾させた方が効率的でしょうが!?」
「ロマンデバイスに何を言ってるんだか」
「実戦で使うなって言ってるのッ!! もっと真面目にやらんかッ!! それに何だその姿は!? 何で大人なんだよ!?」
「いくら敵とは言え子供の姿を撃たせる訳にはいかないでしょ? 管理局の評判も悪くなりそうだし」
「うッ!? で、でもな、さっきから収束を連続で使い過ぎだぞ、本体は子供なんだから後遺症が残ったりしたら大変なんだぞ」
「心配ありがとう、このデバイスは魔力を倍でロスする変わりに負荷もデバイスの方で処理してるから、俺にはほぼ無害だよ」
「その技術を管理局に売ったらかなり儲かるんじゃないか?」
「このデバイスもどきが管理局で再現できるなら是非ともやって貰いたい物だね……製造技術消失してるっぽいし」
「……それ、ロストロギアじゃないだろうね?」
「組み換えはしたけど、ちゃんとデバイスの範疇です、所持許可もちゃんと局から下りてますよ」
俺の魔導師登録とデバイス所持のデータを表示する。
「それよりも、此処からは室内ですから砲撃も限定されます、下手に壊してエネルギーの高い所に直撃したらどんな目に合うか、ロッテとクイントさんの出番ですよ、前衛はよろしくお願いします、後方は気にしないで下さい、遠慮なくぶっ放せますから」
「……アンタが後方をやりたがる理由はソレかい」
「前衛を女性に任せる最低野郎だと思いました? その通りですから認識は変えなくても良いですよ?」
そう、数年後には、なのはにフェイトに
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