暁 〜小説投稿サイト〜
クラディールに憑依しました
彼の養殖が始まりました
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を失ってからドロップしたアイテム『心』だガ、約三日で『形見』に変わるそうダ」

「――――もし、『形見』に変わったら」
「文字通りダ――――復活不可能だろうナ」
「…………そう、ですか」
「――悲観するナ、あの馬鹿は必ずやるサ。携帯食品を多めに買い漁った情報が来ていル、この街に戻る心算は無いのだろうナ」

「あたしに出来る事は何か無いですか?」
「何時でも出られる様にして置くんだナ、時間切れギリギリまデ、諦めるナ」
「――――はい」


 ノックと共にドアが開かれた――――リズとサチだ。


「シリカ、起きてる? あ、アルゴも来てたんだ――――お風呂まだでしょ? サチも連れて来たから、みんなで入りましょ」
「リズ。やっぱり遅い時間だし迷惑だよ、アルゴも迷惑だよね?」
「――――いヤ、別に構わんガ――――シリカ、背中を流してやろうカ?」

「え? ………………はい。お願いしますね! ――――サチさんもお風呂まだでしたか?」
「さっきまで資料の整理してたから、今日はゆっくり休んで明日にしようかなって、思ってたんだけど…………」
「駄目よ。一日の疲れは明日に持ち越さない――――明日はたぶんボス攻略、朝から忙しくなるから、今入っちゃいなさい」

「――――レイドの枠が埋まるカ」
「ええ、明日の朝にはキリトのパワーレベリングが終わる筈よ」
「聞いたナ?」
「――はい」
「――――さあ、お風呂お風呂。アスナの分まで入るわよ」


 深夜の入浴が終わった後、シリカはピナが、サチはキリトが居ない夜だが、
 リズとアルゴが一緒に泊まったおかげで、少しだけ安心して眠ることが出来た。
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