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気まぐれな吹雪
第一章 平凡な日常
27、今日はなんの日?
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内にもどれってんだよ。

……あ、ブレス使えばいんじゃね?

明日に待つのは……筋肉痛。

知るか、それよりも自分の命だ。

「待っていやがれ」

レッツ、ダッシュ。



†‡†‡†‡†‡†‡



「はぁ……っはぁ……っ」

「1分30秒。君にしては早かったんじゃない?」

「はぁ……っはぁ……っ」

結果、コンタクト映像を出して最短距離を検索して走ったために、1分30秒と言うタイムが出た。

ただし、無理にも程がある運動によって、心臓が破裂寸前のオレ。

あれか、コイツはオレを殺したいのか?

「とにかく、今日は草壁もいないんだ。その分も働いてもらうよ」

「はぁ? 何で草壁がいねぇんだよ」

「少し遣いを頼んであるからね」

「遣い、ねぇ」

草壁も、こんなワガママ委員長に長年付き合ってるなんてすげぇよな。

正直、オレは1年半から2年で挫折しそう。

「これが君の分だから」

そう言ってオレの目の前に積まれた書類のエベレスト。

マジでそんくらい高い。

高すぎて向こうにいるはずの恭の姿が見えない。

「大体20:00位までに終わらせてくれればいいから」

「20:00!? 今が10:00だから……え、まさか追加あり?」

「何言ってんの。当たり前でしょ」

「ですよねー?」

誰かオレに日曜を返してください。

つかあれは?

これって労働基準法とかどーなってんの?

それとも何?

恭の下ではそんなもん知るかってか!?

「オレ、来年まで生きていられる自信ねぇわ」

そして地獄タイムが始まった。

〜3時間後〜

「っしゃあ、終わっt「るわけないでしょ」」

ドササッ

「ですよねーっ?」

〜からの1時間〜

「やっべ……まだ昼飯食ってねぇから死ぬ……」

「隣の部屋のレンジの中におにぎり入ってるよ」

「マジで!?」

〜からの3時間〜

「次こそ終わっ「るわけないでしょ」」

ドサササッ

「ウソだろ〜〜〜!?」

〜からの……〜

「20:00ジャスト。お疲れ様」

「明日には死ぬかも……」

ジャストですべての書類を処理し終わった。

疲れと涙とetc.で視界が霞んで見えるぜ。

て言うか、何で今まで恭はこんな物んやりとげられたんだよ。

「帰る〜腹へったぁ〜」

這うようにして、応接室の扉までいく。

そして、ドアノブにてをかけたときだった。

「ちょっと待ちなよ」

まさかの呼び止め。

体勢そのままに、首だけ後ろに回した。

「帰るとき駐輪所によって。草壁が待ってるから」

「はい? どゆ
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