魔法先生ネギま!
0454話
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
るとなると……意外と早く完成するかもしれないな。
「エキドナ、エザリアはどうした?」
「麻帆良側との打ち合わせがあるとかで出掛けてますが」
そっちも順調、か。予想ではブルーマーズ計画を実行するのに数ヶ月は掛かるかと思ってたんだが、これは予想よりも早く開始できるかもしれない。
それと、ネギが開発で魔法球に入っているとなると恐らく葉加瀬辺りも引っ張り込まれているだろう。エヴァの魔法球に葉加瀬と今日の目的が1つの場所に固まっていてくれるのは好都合だ。
一瞬そう思ったのだが、よく考えたら今日は平日な訳でネギはともかく葉加瀬辺りはまだ教室にいる可能性が高いか。
「分かった。ここの警備を続けてくれ」
「はっ!」
敬礼したエキドナに見送られ、俺は麻帆良の街中を歩いて行く。
とは言っても学園都市の麻帆良で昼過ぎと言う時間の関係上、生徒の殆どが学校にいる訳で……いや、ゲートがあるのが女子寮のすぐ近くである以上はもし生徒達がいればかなり注目されるのは間違い無いんだろうが。それを考えると良かったのか、悪かったのか。
「いざという時は幼児バージョンに変身するという手もあるが……学園結界のせいで魔力を押さえつけられているからなぁ……」
そんな風に呟きつつも、麻帆良内を移動してエヴァの住んでいるログハウスに到着する。
「さて、誰かいるといいんだが……」
さすがに勝手に家の中に入って地下に置いてある別荘まで向かうというのは危険だ。エヴァに色々と言われそうではあるしな。
そう思いつつチャイムを鳴らすと……
「はい、どちらさまでしょう?」
茶々丸とそっくりのガイノイドが姿を現す。
「エヴァはいないと思うんだが、別荘の方にちょっと用事があってな」
「……検索完了。アクセル・アルマー様ですね。ようこそいらっしゃいました。どうぞお入り下さい」
ドアの前から移動し俺を出迎える茶々丸の姉妹機と思われる存在。
そんな風に案内して貰いながら地下に設置してある別荘の中へと移動する。
別荘の中に入った途端に学園結界の影響がなくなり、魔力を抑えていた感覚も消えてようやく安堵の息を吐く。
周囲を見回すと、既にどこか懐かしいとすら感じさせる城の姿が目に入り、前庭で何やら実験をしているネギの姿が目に入ってきた。
向こうも向こうで俺の姿が目に入ったのだろう。驚きの表情を浮かべつつこちらへと近寄ってくる。
「アクセル君!? どうしてここに?」
こうして見る限りでは、魔法世界で別れた時とそう変わっているようには見えない。いやまぁ、ほんの数日だししょうがないと言えばしょうがないのか。
「ちょっとやっておきたい事があってな。昨日のうちにエヴァから別荘を借りるって話をしておいたんだが……聞
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ