魔法先生ネギま!
0454話
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戻って来てくれて良かったです」
「それでわざわざ来たのか?」
「おかしいですか?」
「いや、そうでもないが……律儀と言うか、何と言うか」
「まぁ、ラクスやフレイ、トール達にも様子を見てこいって言われましたしね」
なるほど、オーブ組の代表としてきた訳か。
「他の奴等はどうしてる?」
「うーん、皆それぞれ今の生活に慣れるのに必死ですね。あ、でもミリアリアはカメラに熱中してるみたいです」
「ほう」
この辺は原作通りなのか。そのうち戦場カメラマンとかに……いや、今のSEED世界で戦争はそうそう起きないか。何しろその戦争を主導していたロゴスがオーブやシャドウミラーの監視下に置かれているしな。
「その、それで……カガリから魔法を使えるようになったって聞いたんですけど……本当ですか? いや、今の空を飛んでるのを見れば疑う必要も無い気がしますけど」
「……口が軽いな。いや、隠すようには言ってないから構わないと言えば構わないんだが」
何しろウズミの考えでは、そのうちにネギま世界……というよりも麻帆良との交易を望んでいるらしいしな。魔法というファンタジーな物に慣れさせておくというのも必要なんだろう。
そんな風に考えつつ、何かを期待している目で俺を見ているキラの様子に苦笑を浮かべて右手の人差し指を立てる。
『火よ灯れ』
その呪文と共に、人差し指に10cm程度の炎が現れる。
「うわぁ……これが、魔法」
「まぁ、初心者用の一番簡単な魔法だがな。興味があるんならそのうち初心者用の魔法教本を分けてやるよ。……ラテン語で書かれた本だけどな」
「は? ……ラテン語、ですか?」
「ああ。魔法は基本的にラテン語で構成されているからな」
その後、魔法についてやネギま世界について30分程話してキラと別れるのだった。
「隊長、今日の御用は何でしょうか?」
麻帆良のゲートに転移を完了し、学園結界の影響で魔力の大半が封じられる感覚に眉を顰めていると、近くでゲートの警備をしていたエキドナが俺を見つけて早速声を掛けてくる。
「色々と細かい用事があってな。何か変わった事はあったか?」
「いえ、特にこれといった事はありませんでした。ただ、ネギ・スプリンフィールドと名乗る少年から伝言を預かっています」
「……伝言?」
「はい。ゲートの通信機を通して隊長に連絡を入れてもいいと言ったのですが、時間が無かったらしく……」
「まぁ、いい。それで伝言は?」
「エヴァンジェリンの魔法球で魔力タンクの開発を開始するとの事でした」
「なるほど。魔力タンクをね」
こっちに戻って来ているとなると、魔法世界でのパレードとかそういうのは一段落ついたのだろう。そして魔法球を使って魔力タンクの開発をす
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