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FAIRY TAIL 真魂の鼠
第七話 空想の館への招待状
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シ以外「定例会で『()』の血を持つ者と戦ったぁ〜〜〜〜〜っ!!?」

俺はギルドの窓際の席で、定例会で『十二支』の『()』の血が流れているアビア家の十代目のジュンと戦った事をギルド内で俺の正体を唯一知っているナツ、ハッピー、ルーシィ、グレイ、エルザ、ウェンディ、シャルルに話したら、皆一斉に驚嘆の声を上げた。その声に、ギルドにいた全員が俺たちの方に視線を移す。俺は口元に右手人差し指を立てて「しーっ!」と小さく言う。皆慌てて口を押さえる。

エ「そ、それで、どうなったんだ?」

エルザが小声で聞いてくる。

シ「何とか勝つ事は出来た。」

ル「すごいじゃない!」

シ「でも、かなり苦戦した。ジュンも言ってたけど、『任務達成』の道の終点(ゴール)はまだまだ先だ。ジュンもなかなかだったけど、これからもっと強い奴と戦う事になる。今回の対決は、俺の『任務達成』の始めの一歩だ。」

そう、これからどんな奴と戦うか分からない。ましてや、相手の顔も、強さも、性格も、性別も、何一つ分かっていない相手と戦うんだ。日頃から戦いに備えていかないとな・・・

ナ「何かあったらすぐ言えよ。俺たちも出来る限りの事は力になるからな。」

ハ「あい!」

シ「助かるぜ。」

俺はナツと拳をぶつけ合わせる。

ナ「てな訳で、早速クエストに行くぞーーーっ!!」

ハ「行くぞーーーっ!」

グ「気ィ早ぇよっ!!」

エ「ちょうどいいクエストを見つけてきた。」

シャ「あんたも気ィ早すぎよっ!!」

グレイとシャルルの突っ込みはスルーして、エルザがいつの間にか持って来た依頼用紙を俺達に見せる。内容は、【不気味な館の調査 400万J】と書かれていた。

ル「館の調査だけで400万ッ!?八人で分けると一人50万Jッ!!家賃が払える〜♪」

ルーシィは報酬の高額な値段に目をキラキラ輝かせていた。お前は金の亡者か・・・ていうか、館の調査だけでこんなに報酬高くするもんか?

ウェ「この「不気味な館」ってどうゆう意味ですか?」

ウェンディが依頼用紙を指差して言う。

ナ「不気味なんじゃねぇの?」

グ「それ答えになってねぇよ・・・」

シ「まっ、もうエルザが引き受けちまったみたいだから、行く価値はあるだろ。」

ナ「おっしゃーーーーーっ!!行くぞハッピーッ!!」

ハ「あいさー!!」

ナツとハッピーが風のような速さでギルドを飛び出して行った。俺たちも慌ててギルドを飛び出した。だが、この依頼がただの館の調査でない事を、俺たち六人+二匹はまだ知らなかった・・・

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