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ソードアート・オンライン『明星の勇者』
竜使い誕生!
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カイン「驚いた…まさかフェザーリドラをテイムするなんて…」


シリカ「テイムってカインのラピードみたいにですか?」


カイン「ああ、これでシリカも俺と同じビーストテイマーってわけだ、それじゃあ、名前を決めてやれ」


シリカ「はい!…ん〜…よし!この子の名前はピナです!」


カイン「…ひとつ聞くがその由来は?」


シリカ「リアルで飼ってる猫の名前です!」


カイン「…さいですか…それじゃあ…まあ新しい仲間が加わったとこで依頼人を待ち合わせ場所に行こうぜ」


シリカ「はい!」


そういって新たな仲間…フェザーリドラのピナを連れて町に戻った。


第十層酒場


カイン「依頼されたキラービーの針30個です、間違えてないかご確認ください」


男性プレイヤー「おう!間違えねえ、依頼したもんだ、ありがとよ」


カイン「いえいえ、こちらは義をもってことをなすのがモットーなのでね、所で攻略の方はいかがですか?クラインさん」


クライン「ああ、順調だぜ明日か明後日にはボスの部屋が見つかりそうだぜ」


カイン「そうですか…それでは報酬のほうを」


クライン「ああ、10000コルだったな、これでいいんだな」


カイン「はい…確かに10000コル受けとりました、またのご利用をお待ちしておりますね」


クライン「おう!…所でよ、依頼を受けに来たときにいた…嬢ちゃんとはどんな関係なんだ?」


カイン「嬢ちゃんってシリカのことですか?いや、何とも信頼しているパートナーとしか…」


クライン「ん?そうか?俺の目には嬢ちゃんが見るあんたの視線はもう少し違ってたような気がしたがよ」


カイン「そうなんですか…」


カイン(それぐらい…もう気がついてるよ)


シリカから見る俺は確実にパートナーとしてではないぐらいわかってる…むしろあれは好意をもった瞳だといっていい…けど


カイン(死者が生者に結ばれるなんて…そんなことあっちゃいけない…)


やっぱり心の何処かでは一度死んでいる俺は…二度目の人生を楽しむのはいいかもしれないが恋人まで…そこまで幸せにはなっちゃいけないと思う…シリカには悪いけど…


カイン「それでは自分は失礼します、それではまたのご利用をお待ちしておりますね」


そういって店を出る。


そして十層が攻略されたのはこの翌日だった。



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