暁 〜小説投稿サイト〜
この明るい星空の下で。
水上家の謎とクッキー。
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神条悟
高一
筒野佑香
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「このクエスチョンマークはなんだ?」
「・・・・・まあいい寝るか。」
俺は強烈な筋肉痛と戦いながら寝た。

翌日
「おはようイザヨイ!」
「おう、」
「奏くん、おっハロー」
「なんだ?それは」
「まあなんでもいいじゃない。」
俺はクッキーの缶を出して一口食べた。
「ん?なにそれ?」
「今日の天文部の差し入れだ。
まあいい、俺はまだ宿題やってないからな。」
「え〜やってないの?イザヨイ」
宿題を済ませて俺は放課後まで睡眠に走った。
キーンコーンカーンコーン
「ん・・・」
3時半
みんなは先に行ったのか教室には人はまばらだ。
俺は地学室へ向かった。
ガラガラ、
「やあイザヨイ、起きたのかい?」
「ああ、望月と夜空はどうした?」
「なんか勝負するとかいって出てったよ」
「そうか、三咲と相手するのは疲れるだろう。」
「なんでですか!?」
「うん、見てるだけで疲れて来るね。」
「だからなんで!?」
「よく頑張ったな。」
「ひどいですぅなんかいじめてきますぅ」
「まあ、今日は俺から差し入れだ。」
俺はクッキーの缶を取り出そうと思ったが、
「ん?・・・な、ない・・・」
「えぇぇ!?」
「せっかく楽しみにしてたのに残念だね。」
「なんでだ?絶対に入れていたはずなのに。」
「ひどいです!絶対に全部食べてやろうと
思っていたのに!」
「全部食うつもりだったのか!」
「でもおかしいね・・・絶対に入れたはずなんだろう?」
「ああ、俺が寝る前に確認していた」
「だったら寝てる間に取られたのかな」
「判らない・・少し考えて見るか。」
「腕のみせどころだね?」
「ふん」
まず、俺は朝来たときにちゃんと確認してバックに入っていたはずだ。
・・・クッキーのことを知ってるやつは・・・
「わかった。」
「えっもう?」
「ああ、こうするんだ・・ゴニョゴニョ・・・」
(それはいいね♪)
(やってやります!)
「まあいい、もう一個缶があるから食べるか?」
「はい!」
「貰うよ♪」
俺はもう一個の缶を取り出して封を開けた。
「うわぁぁぁ♪♪♪♪」
「大きいね♪」
「「「いただきまーす」」」
「うまいな。」
「最高です。」
「さすがだね♪どこのお店だい?」
ガタガタ・・・・
(来たか・・・)
「私にも食べさせて〜」
「もう我慢できない!」
「やっぱりお前らか・・・」
「まあ妥当だね。」
「ずるいですよ先輩方。」
「えっ・・・」
「そうだ、もうクッキーは一缶しか持ってきてないからな。。」
「あはは・・・じゃあ私達はこれで・・・・」
「ちょっと待ちなさい?チミタチ・・・これで終わると思っていないよね。」

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