魔法先生ネギま!
0453話
[1/6]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「ふぅ。予想してはいたが、思ってた以上の騒ぎになったな」
シャドウミラーに対する魔法とネギま世界の説明を終え、家へと戻ってきてドサリとソファへと倒れ込む。
「それはしょうがないでしょ。何しろ私達の世界じゃ魔法なんて存在しなかった技術だしね」
「あー……そうだな」
苦笑を浮かべたレモンに対してそう返事をしつつも、サイバスターとラ・ギアスについて脳裏に浮かべる。確かラ・ギアスには魔法があったんだよな。もっとも、ネギま世界にある魔法世界とは違ってラ・ギアスは本格的に隠されていたから知ってるのはマサキとシュウくらいだと思うが。
「ほう、ここがお前の家か。なかなかに豪華な家だな」
物珍しげに周囲を見渡しているのはエヴァで、台所では茶々丸が紅茶を淹れている。
既に時刻はPM11時近い。何だかんだで2時間近く説明会に費やしていた事になるのか。
そんな時間に、何故エヴァの姿が俺の家にあるのかと言われれば……
「で、いつ始める?」
「茶々丸の紅茶を飲んで一息吐いてからでいいだろう」
「私としては問題ない。……にしても、記憶の追体験をさせる魔法くらいは使えるようになっていてもいいと思うんだがな」
そう、それが理由だった。レモン達が俺がネギま世界でどんな経験をしてきたのかを知りたいと呟き、それを聞いていたエヴァがあっさりと記憶を追体験する魔法があるというのをバラしたのだ。それで結局俺の記憶を追体験する事になったのだった。
「皆さん、どうぞ」
「……この子のように魂のあるアンドロイドを作るとか、魔法も馬鹿に出来ないわね」
「レモンさん、一応私はアンドロイドではなくガイノイドとなっております」
「全く、Wナンバーズはエキドナとラミアしか成功作がいなかったっていうのに」
「言っておくが、魔法と科学を高度な技術で組み合わせたからこそだぞ。葉加瀬も科学の力だけで何とか魂を作り出そうとはしているが、まだまだ苦戦中だ」
「魔法、ねぇ。一度本格的に学んでみるべきかしら」
茶々丸に渡された紅茶を一口飲み、驚きの表情を浮かべる。
うん、分かる。俺も最初茶々丸の淹れてくれた紅茶を飲んだ時には驚いたしな。
「茶々丸は食道楽のエヴァの舌を満足させる為、その辺の料理人よりも料理を作るのやお茶を淹れるのが上手いからな」
「……あら、本当に美味しい」
「うむ、確かに」
マリューとコーネリアもそれぞれに紅茶を飲んで満足そうな表情を浮かべる。
そうして15分程それぞれの世界についての話を含めた談笑をし、やがて紅茶も無くなった頃にエヴァが1つ頷き口を開く。
「さて、ではそろそろアクセルの記憶の追体験と行こうか」
「……今更だが、本当に大丈夫なのか? 以前やった時はネギの記憶から強制的に俺の記憶に入
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ