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ドラクエX・ドーラちゃんの外伝
キラーパンサーに転生
8妖精さんの村でドーラちゃんと一緒
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 おうちに戻って、地下室に下りて。

 ベラさんにお話を聞いてるときに、途中でドーラちゃんのパパさんが下りてきてベラさんが焦る、なんてこともあったけど、無事にお話を終えて。

 いよいよ、妖精さんの世界に出発です!
 あたしはもう早く行きたくてうずうずしちゃって、またあんまりお話を聞いてなかったけど。
 内容はもう知ってるし、ドーラちゃんがちゃんとしてくれてるから、そこは安心だもんね!

 ベラさんが呼び出したキレイな光の階段を登って、光のトンネルをくぐって。
 とっても可愛い主人公のドーラちゃんのあとに、それなりに可愛いだろうケモノの子供なあたしがついて、こんなにメルヘンな道を通って、妖精さんと一緒に妖精さんの村に行くなんて!
 なんだかゲームっていうより、おとぎ話の世界に入っちゃったみたい!


 とってもメルヘンな雰囲気にうきうきしながら、妖精さんの村に到着です。

 妖精さんの村は雪に覆われて、すごく寒いけど、とってもキレイ!
 たくさんいる妖精さんたちも、小さいおじさんみたいなドワーフさんたちも、木のおうちも!
 みんなとっても可愛くて、ほんとにおとぎ話の世界みたいだし!

 あたしはもっとよく眺めていたかったけど、ベラさんは急ぎたいみたいで、急かされてまた歩き出します。
 うん、仕方ないよね、ベラさんはお仕事なんだもんね。
 ポワンさまを待たせちゃうのは、よくないもんね。
 ドーラちゃんも素直についていってるし、あたしもちゃんといい子にできるんだから!

 ポワンさまは、可愛いのかな、それともキレイなのかな?
 会えるの、楽しみだな!


 ベラさんのあとについて通った、池の上の蓮の道も、一番大きな木のおうちの中も、水でできたみたいな階段も。
 全部をよく見てみたくてうずうずしながら、それでもおとなしくついていって、ポワンさまのお部屋に入ります。

 お花みたいなドレスを着た、妖精のお姫さまみたいにキレイで可愛いポワンさまが、ドーラちゃんを可愛い戦士さまって呼んだのはゲームの通りだったけど。
 そのあとなぜか、ポワンさまからベラさんへのお説教が始まってしまいました。

 あれ?
 急いでお仕事するんじゃないの?
 いいのかな、これ。
 止めなくていいのかな、ドーラちゃん?

 困ったあたしがドーラちゃんを見上げると。

「モモ。おいで」
「ニャー」

 大きな窓のあるほうに、手招きされてついていきます。

 いいの?
 止めなくて、ほんとにいいの?

 あたしが戸惑ってるのに気付いてるのかどうなのか、窓から外の景色を眺め始めるドーラちゃん。

「わあ!ここは、ながめがいいですね!むらのなかも、そとも、よくみえますよ!」
「ニャー!」

 あ
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