キラーパンサーに転生
8妖精さんの村でドーラちゃんと一緒
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、ほんと!
もっとよく見たいと思ってた村の中も、まだ見てない村の外も、ほんとによく見える!
やっぱりこの村、とっても可愛い!
窓から見えるこの景色が、このまま絵本になっててもおかしくなさそう!
村の外も一面に雪に覆われて、真っ白に輝いてて、とってもキレイ!
このあと春を呼ぶんだから、この景色が見られるのは今だけだよね!
ポワンさまとベラさんのことは気になるけど、あたしが文句を言うのもおかしいし。
言おうと思っても言えないんだから、これは仕方ないよね!
ドーラちゃんも気にしてないみたいだから、あたしも気にしないで、もっとよく見てよう!
外の景色も、お部屋の中の様子も、ドーラちゃんと一緒にさんざん眺めて楽しんだところで。
もう見るところもないし、そろそろお説教終わらないかな?と思ってポワンさまを見ると。
「どうですか、ドーラ。妖精の村は。楽しんで、頂けました?」
ポワンさまがドーラちゃんに向かって、にっこりと笑ってます。
あ、お説教は終わったんだね!
あたしたちもすることなくなってたし、ちょうどよかった!
これでまた、お話が進むね!
このあとは、春風のフルートを取り返すようにポワンさまに頼まれて、ベラさんが改めて仲間に加わって。
確かそんなお話だったけど、それはドーラちゃんに任せれば大丈夫だから。
あたしは邪魔しないように、毛繕いでもしながら、おとなしくしてよう。
ちょっと雪がかかって濡れてた毛並みをあたしが熱心に整えてるうちに、無事にお話は終わったみたいです。
また急いですぐに村を出ようとするベラさんにドーラちゃんが言い聞かせて、装備を整えるためにお店に向かいます。
あたしはドーラちゃんの中身がお姉さんだって知ってるけど、ベラさんは知らないのにいいのかな?
悪いこととか間違ったことを言ってるわけじゃないから、別にいいのかな?
ベラさんもなんか納得してるみたいだし、それなら別にいいのかな。
このせっかちなベラさんに任せてたらいろいろと大変なことになりそうだから、ドーラちゃんがちゃんとしてくれるなら、そのほうがいっか!
うん、これはいいことだね!
ドワーフのおじさんがやってるお店に入って、石のキバを買ってもらって、つけて。
慣れないからちょっと落ち着かないけど、まだ子供なあたしの爪と牙はそこまで丈夫じゃないから、そのままじゃあんまりダメージが与えられないし。
ドーラちゃんの役に立つためには、これくらい我慢して慣れないとね!
防具屋さんでは、皮の腰巻きを買ってもらって、これもつけて。
寒いからあったかくできるように、ドーラちゃんは毛皮のフードも買ってくれようとしてたけど、耳まですっぽり覆
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