聖書に書いている悪魔の内容で御本人と会うとギャップの差が激しい
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
なんやかんやで数日後
カテレアside
「大空の炎の攻撃で何故石化するか、至極単純である
この世の原子は全て不安定であり、大空の調和により安定して原子が統一される
ゴムのように延びるものは原子が不安定で石のような堅い物は原子が固定されている
大空の調和とは安定させる物であり他属性の死ぬ気の炎の効果を掻っ消す」
カッカッカ
XANXUSは書庫の黒板に死ぬ気の炎とは匣兵器とは何かと説明文を書いた
「頭が痛い…」
「雨の炎」
「良いです」
私は余りの事に頭を悩ませた
XANXUSがこの屋敷に来て約一ヶ月
冥界、いえXANXUS風に言いましょう、サーゼクス達の汚点を調べに常に何処かに行き
帰って来た頃には8桁以上のお金を持って帰ってくる
恐らく賞金稼ぎだが無傷で8桁以上稼ぐとは流石XANXUS
そう言えばと私の傷を治した時の匣と開ける時に使っていた指輪
それに関して説明をして貰ったのだが何一つ理解できず頭が追い付かない
「馬鹿が
まだ大空の炎の説明だけだぞ」
馬鹿で結構です
それよりも、それよりも
「その亀は何ですか!」
XANXUSが椅子代わりに座っている空飛ぶ私と同じ大きさの亀
確か人間界の娯楽では●メラと言うのでしたね
「晴天亀(セレーネ・タルターガ)複数の属性を持つ匣兵器の一つだ」
ポタポタポタ
「此奴の涙は貴重だ」
グラスに亀の涙を入れるXANXUS
「亀の産卵時等の涙は
涙ではなく余分な栄養素なのですが」
「晴天亀(セレーネ・タルターガ)は
大空の調和以外に晴の活性化の力を持っている
晴の炎の活性により傷を治し大空の調和により疲れをとる
治療が終わった後一度匣に戻らなければならない
その際に使わなかった大空と調和と晴の活性を凝縮した物がでる」
XANXUSは懐から出したオリジナリティ溢れるナイフで指に傷を付け
晴天亀(セレーネ・タルターガ)の涙を一滴、傷を付けた指につけると
シュウウウウウウ
傷が治った…コレは、この現象は…
「フェニックスの涙…」
フェニックス家と本物のフェニックスにしか生み出せない
究極とも言える回復道具、コレはまさしくそれと同じ
「ちげぇな
晴天亀(セレーネ・タルターガ)の涙で治せるのは傷と疲労だ
魔力と吹っ飛んだ腕をくっつける事は出来ねえ」
「ですが…ですが…」
魔力は宝石魔術で常に溜めればいい
腕は残っていれば何とでもなる…フェニックスの涙は高価
ましてはサーゼクス達に付いている
「フェニックスの涙と同等な回復道具…」
「そう思うのは勝手だ
だが、此奴はコピー不可能な大空の匣兵器
俺の本来の匣兵器と同じで一点
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ