暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールX×X
聖書に書いている悪魔の内容で御本人と会うとギャップの差が激しい
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物だ。さて、そろそろか」

ポンポン

XANXUSの言葉と同時に晴天亀が2つの卵を産んだ…は?

「何を驚いてやがる
亀が涙を流す時は産卵の時だ」

言われてみればそうですが
余りにも驚愕の事の為に驚いてしまった

シュウウウウウウ

「小さくなった!?」

「人間界にあんなデカい亀がいるか!さっさと出ろ!」

XANXUSは小さくなった亀を肩に乗せて卵を蹴った
う、産みたてを蹴るとは…いや、この卵、亀と違って小さくならない!

「にゃ!」「…」

一つは黒い猫耳をはやした転生悪魔
もう一つは赤い髪の半人半悪魔の、この魔力質からしてネビロス
恐らく髪が赤いのは先祖がグレモリーと交わったからだろう
あの紅髪、忌々しい

「カテレア
何故俺が今日になって死ぬ気の炎に説明したと思う
俺はこの一ヶ月、お前が嫌いな悪魔達を調べ回った」

そう言うと私に魔導書並に分厚いファイルを投げた…コレは
はぐれ悪魔に関する情報、7割近くが力に溺れたが3割は主に問題
主に逆らおうとしないが殺したいと思ってたりする者は多い…
アジュカめ、悪魔の駒等と言うものを作ったからこうなる、しかし質が悪い
来年辺りから成人する上級悪魔が中級最強レベルとは情けない

「っちょ、いきなり連れてきて
まぁ、場所が場所だけに助かったけど亀の餌にするなんて…にゃ?」

黒猫がXANXUSに文句を言おうとしたが身体おかしいと感じるみたいね

「晴天亀に食われた奴は傷が治って体調を整える」

殻から二人を出すXANXUS

「この二人は?」

「此奴は黒歌
はぐれ悪魔の一人で
サーゼクスの妹を調査しにいったら会った
此奴はネグレリア・ネビロス、名前の通りネビロスのハーフだ」

黒い方が黒歌 赤い方がネグレリア・ネビロス

「どぅも…」

ネグレリア・ネビロスは私に一礼をして俯いた

「そう言えば此処何処にゃ?」

「カテレア・レヴィアタンの屋敷だ」

黒歌がXANXUSの言葉に青ざめた

「XANXUS、どういうつもりですか?」

「さっきも言っただろう
色々と情報が集まったんだ、そろそろ動く」

そうじゃない

「その二人は?」

何故女性?
私には手を出さないと言うのに二人も連れて帰るなんて
そちらがそうならば此方にも考えがあります

「拾ったっつてんだろうが
同じ事を二度も言わせんじゃねえ
黒歌、お前はコレからカテレアのサポートをしろ」

「にゃ、嫌にゃ!」

こっちだって願い下げです!

「カテレア
お前が魔王になるなら黒歌の力は必要だ
少なくともお前は暴力による力で負けたんだ」

「っく…」

それを言われたら
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