第23話
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戻るのだそうだ。
オレはあれから一週間の間生死を彷徨い、峠を越えて3日経った今日、ようやく目を覚ましたのだそうだ。ついでに言うとまだしばらくは検査入院しなければならないらしい。もうすぐ終業式なんだが、出れそうにない。更にオレの身体は禁手化の影響なのか、悪魔よりもドラゴンに近い身体になったそうだ。オレの意志と魔力を込めれば部分的にドラゴンの様になる事も出来るらしい。おかげで光に対して耐性が尽き、龍殺しに対して弱くなったみたいだ。
そして、双葉はオレよりも酷い重傷を負って2日前に帰って来たそうで、現在は治療中らしい。双葉は停止世界の邪眼を使わされていた赤ん坊を保護した後に現れた世界で2番目に強いオーフィスと呼ばれるドラゴンと戦い、手傷を負わせて逃げ帰って来たのだそうだ。あの双葉が倒せない相手が居る事にオレは驚き、他のオーフィスを知る者達は8日間もの間戦い続けていた上に手傷を負わせた事に驚いていた。相手は無限の龍神。その名の通り全てが無限である存在だ。攻撃力や防御力も桁外れで、魔王様達ですらダメージを与える事が出来ないのだそうだ。
最後にドライグなのだが、精神世界に潜ってみた所、寝ていた。叫ぶと少しだけ起きてくれて疲れたから当分起こすなとの事だ。一応倍化の力はオレの意志で使えるらしい。まあ、ドライグと文字通り一心同体になっちまったからな。とりあえず、夏休みに入って双葉の傷も癒えた頃に一度手合わせしてもらうかな。
しばらくお世話になるベッドに身体を預けて眠る事にする。さすがにまだ疲れが取れていないからな。
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あれが無限の龍神の、世界2位の力ですか。前世でのハーデス達、神々の力を思い出します。私は弱くなった物ですね。手傷を負わせるだけで精一杯でした。鍛え直す必要がありますね。何よりも強くなくては中立を保つ事などで来ませんから。イッセーはもう一人でも大丈夫でしょう。黄金聖衣の欠片を取り込んで赤龍帝の篭手が進化した鎧、赤龍帝の聖衣があれば問題無いでしょう。黄金聖闘士でも上位の戦闘能力を手にしたみたいですから。これで私は自分の事に専念出来ます。イッセー、力を振るう先だけは間違えないで下さい。私は貴方を撃ちたくはありませんから。
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