暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールG×D 黄金に導かれし龍
第19話
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極端な例だ。右手と左手に小宇宙を集中させて、その後に別々の物に変換している。難しいかも知れないが様は慣れだ。日頃から細かく使っていればすぐに出来る様になるさ」

イッセーなら遅くとも一週間もあれば空中歩行も出来る様になるだろう。木場も天覇の聖魔剣を持った状態なら一週間で空中歩行が出来る様になるだろう。
しばらくの間、二人の練習を見ているとようやく女性陣がやってきたようですね。

「三人とも何をやっているの、ってもう掃除が終わってる」

「双葉が2秒でやったんですよ。チートにも程がありますよ」

「時間が勿体ないですからね。まあ今日の所はこれでいいでしょう。二人とも、先程言った様に明日からは細かく小宇宙を使う様に」

「う〜っす」

「分かったよ」

プールの中で二人が返事をしたので修行は終了です。

「ところでなんでイッセーと双葉はラッシュガードなんて着てるの?」

部長の言う通りで私とイッセーは上半身を隠すゆったりとしたラッシュガードを着込んでいます。

「レイナーレなら分かりますよ。ねえ」

「それは、まあ、なんとなくは」

レイナーレが顔を赤くしながらも答えてくれました。ふむ、どうやら二人の仲は問題なさそうですね。ちゃんと愛し合っている様ですね。良い事です。

「私、今のイッセーの倍は凄いですから。中学時代も学校側からラッシュガードの着用を義務づけられる位に」

「えっ!?」

「「「「はい?」」」」

「あ〜、そう言えば皆知らないんだよな。双葉、脱ぐと生きる彫刻みたいな感じなんだよ。なんていうか理想の体型というか、なんていうかアレだ、黄金比の塊みたいな感じでさ。女子どころか男子も見とれる奴が多くて授業にならないどころか裏で盗撮写真が売られてたんだよ。売ったのはオレ達なんだけど、売れ行きが凄過ぎて涙で財布が見えなかったっけ」

「それからはずっとこの格好ですよ。今日はプライベートですし見てみたいなら脱ぎましょうか?」

「ちょっと気になるわね」

「そうですね」

「気になります」

「そこまで言われると気になるな」

「私は遠慮しとくわ」

レイナーレ以外は見てみたいと。レイナーレが身体ごと顔を背けた後にラッシュガードを脱ぐ。次の瞬間、イッセーとレイナーレ以外の息を飲む音が聞こえた。そんなに凄い物ですかね?聖闘士として鍛えていると普通にこうなるのですが。その証拠にイッセーの体型も私の様になってきていますし、新たに見つけた白銀聖闘士の二人も戦闘スタイルに合わせた体付きになってきています。

「小遣い稼ぎに写真を撮っておくか。双葉、とりあえずこのメガネをかけて微笑みながら視線だけちょっとこっちくれ」

いつの間にかデジカメを構えたイッセーが私に指示を出し
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