第19話
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で動いてます。今度の会談では再び戦争に突入するかどうかが決定します。どの勢力も戦争を望んではいませんが、下からの戦争の要望があれば動かざるを得ない事もあります。部長は戦争を望みますか?」
「そんな訳ないでしょう!!」
「ならば一度落ち着いて下さい。アザゼルには私が睨みをきかせておきました。向こうの目的もただの様子見と休暇でしょう。そう目くじらを立てていては器が知れますよ。いや、それともこういう器の持ち主を暴走させるのが目的でしょうかね?」
「アザゼルはそう言う事はしないよ。アレはそういう男だ」
そう言って部室のドアを開けて紅髪の男性と銀髪のメイドが入ってきた。
「おや、サーゼクスさんではないですか。授業参観には一週間程早いと思いますけど」
「やあ、双葉君。先程までは公務でここを訪れていてね。会談なんだが、ここで行おうと思ってね。それの下見に来ていたんだ。それより今度どうだい?良いのが手に入ったんだよ。大戦中に天使勢に爆撃された倉庫群の地下から発掘された物でね。職権を乱用してまで手に入れてしまったよ」
「こっちもですよ。第2次世界大戦中にドイツから輸送されていた物が見つかりましてね。態々深海まで潜った価値がありましたよ」
「それは楽しみだね」
「「あははははは」」
「なんでそんなにお兄様と親しそうなのよ!!」
「飲み仲間ですから。ワインの趣味は合いますしね」
「中々興味深い話もいくつも知っているしね。双葉君とは良い友人関係を築いているよ。授業参観の事もこの前聞いてね」
「いつのまにそんなことに」
部長が頭を抱えながら力なくソファーに身体を預ける。この程度で対処不能となるとは、もう少し頑張って欲しいですね。
「なあ双葉」
「どうした?」
「オレ達はプール掃除に来たんだよな」
「そうだが」
「なんでもう終わってるの?」
「ダイアモンドダストで水を凍らせてからアナザー・ディメンション、光速の動きで普通に掃除して小宇宙を水に変換して洗い投げしてから再びダイアモンドダストからのアナザー・ディメンションと水の変換を行って塩素を投げ込んだからな。所用時間2秒と言った所か」
面倒な事はとっとと終わらせるに限りますからね。隣に居るイッセーと木場はこれから掃除しようと準備を始めようとしていましたから何が起こったのか分かってもいないみたいです。なお、女性陣は着替えに行ってもらってます。
「さて、ではちょっとだけ修行を行いますよ」
「えっ?これからやるのかよ」
「別にいつもの様な激しい物ではないさ。ただ単に足裏に小宇宙を集めて水の上を歩くだけだ。木場も多少は小宇宙を扱える様に
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