使い魔の森!vs獣の王!
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
らこっちもだ!いくぞ!ティア!」
ティア「ええ!」
レイ・ティア「「〈ユニゾン・イン〉!!」」
二人がそう言うと、二人の体が半透明になり、重なり合う。その瞬間、眩い紫色の光を発する。そして光が止むと…
そこには銀色だった髪が黒色に染まり、目は赤色になったレイが立っていた。これこそがレイの切り札、〈ユニゾン〉。精霊と融合することにより、自身の力が膨れ上がり、精霊の力を最大限に使いこなすことができる、レイだけのオリジナル能力
レイ「さあ、いかせてもらうぜ?」
フェン「ほう?おもしろい!」
二人は同時に走り出す
レイ「〈真実を貫く雷(ヴォーパル・ストライク)〉!」
レイは走りながら雷を放つが、全て爪でかき消される
フェン「ヌンッ!」
フェンビーストは爪で切りかかる。レイはそれを剣で受け止めるが、弾き飛ばされる
レイ「グハッ!パワー敗けかよ…どんなパワーだっつーの…けど、スピードで翻弄すればなんとかなるか」
レイは高速で駆け出す。そのスピードにはフェンビーストも反応出来なかった
レイ「これでもくらってな!〈幻影四殺陣〉!」
レイは闇で分身を作り出し、四方向から同時に切りかかる。そして全ての分身がすれ違い様に十回、合計で四十回切り刻む
フェン「ガァァァァァッ!!!!」
フェンビーストは致命傷と言えるほどのダメージを何ヵ所も受ける。しかし
フェン「まだ…まだぁ!」
立ち上がる。その姿はまさに王
レイ「中々やるね。その心意気に免じて、本気で決めてやろう!〈零無〉!」
レイはライザー眷属に放ったのとは比べ物にならない威力で〈零無〉を放つ。咄嗟にユリが全力で結界を張ったからよかったが、張らなかったら使い魔の森は消えていただろう。その技を完全にくらったフェンビーストはまだ立っていた
レイ「おいおい…うそだろ…」
レイは今のでほぼ全ての魔力を使いきった。これ以上戦うことは無理だろう。レイは呆然としていると
ドサッ
フェンビーストは倒れこんだ。最後まで倒れなかったのは王たるプライドからだろう
レイ「やれやれ…疲れたぜ…」
レイは地面に座り込む。そこにユリたちが近づいてくる
ユリ「心配…したんだから…」
ユリはそう言い、レイに抱きつく。その目からは涙が流れている
レイ「ハハハ…すまん…」
ユリ「言っても無駄なのは分かってるわ…けど、あんまり無茶しないでね?」
レイ「あぁ、もう無茶しねぇ。そんな顔、二回も見せられたらな…」
ユリ「約束よ?」
レイ「あぁ」
二人は唇を重ねる
黒歌「私たち空気?」
火織「お兄さんたちは一度ああなるとしばらく周りのことを忘れますから…」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ