第4話
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ん」
『了解』
力が開放された感覚が広がる。
「さぁ人形よ・・・貴様らが人間だと言い張るなら・・・化物である俺を殺して見せろ!!」
「■ ■ ■ ■ ■ !!」
まるでバーサーカーだな。
けどな、
「狂ったモノほどたやすいものはないぞ?」
人間だというなら人間らしく思考しながら攻撃してくる事だ。
「・・・」
ーー絶望の祝福ーー
「何?」
あれはハルの技・・・まさか、
「オイ、クロス」
『なんでしょうか?』
「これは憶測だ・・・だが、ほぼ確定だろう」
『そうですね』
「・・・やつは一度みた技を使用できる、限界は知らんがな」
『今はあの技を相殺するのが優先されるのでは?』
「それもそうか」
ーー無極四式・蓮華ーー
居合いの構えから最速で抜刀し、一気に振りぬく。
振りぬいた衝撃で黒い物体は一瞬で消えた。
「これでやつが蓮華も使ってきたら確定か」
『そうですね』
ーー無刀流・5の太刀ーー
「む」
あれは存在否定する技だったか?
まぁ俺には無駄だが。
「どうやら完全に再現できるのには限界があるみたいだな」
『そうですね・・・まだ分からない事だらけですが』
「まったくだ」
ーープラズマランサーーー
「次はフェイトだったか?の技か」
しかも牽制用の技だったか?
でもこの量は・・・あえて言うならジェノサイドシフト・・・かな?
殺す気満々だからな。
ドドドドドド!
圧倒的量で勝負してくるようだが・・・無駄だ、この程度の量、ハルの空想具現化からの攻撃、もしくはあいつの全力には遠く及ばない!
ーー虚空陣奥義・悪滅ーー
相手の攻撃にあわせ、防御用方陣を張り、カウンターを繰り出す。
斬激は黒で埋め尽くされ、最後に残っていたのは・・・・ボロボロになった人形だった。
「さて、まだ消えてないって事はまだ存在できるという事・・・まだ消さなきゃいけないって事だ」
『そうですね、どうしますか?』
「・・・直死で見てみるさ」
眼を直死の魔眼に変える。
すると周り全てに線と点が見える。
まるで脆くて今すぐにでも崩れてしまいそうな・・・普通の人間なら間違いなく気が狂うであろう光景。
もう見慣れてしまった光景に切り替わったのを確認し、人形を見る。
「これは・・・」
『どうかしましたか?』
「・・・死人を見てるようだ、もう殆ど線と点だらけだ」
でもこれで処理は楽だな。
ほかに人形がいても大丈夫だ、少なくともこの固体が得た情報は無駄になる。
そう思いながら俺は点を突く。
人形は跡形も無く消え去った。
「さて、フェイト・・・だったか?何故まだここに居る?」
「・・・管理局としては
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