第4話
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『・・・あの技を龍斗に放つつもりか?』
「ん?あの技ならもうとっくの前に使ったよ」
『は?な、何をしているんだ!?龍斗が消えるのではないのか?!』
「ハッ!あいつがこの程度で消えるかよ・・・あいつは何処にでもいて何処にでもいないんだ、消せねぇんだよ」
吃驚だったな。
あの技喰らってケロっとしてんだからよ。
しかも何を言ったと思う?
「欠点が多すぎるからとっととその欠点消せだとよ・・・まったく、あいつは俺でもあるのに負けた気分だぜ」
ままならないな。
そう思いながら俺は家に戻った。
<キョウ Side end>
<龍斗 Side>
キョウのあの技・・・俺にもできるな、あれ。
『どうかしましたか?』
「いや・・・なんでもないさ」
それよりも泥だな。
どうやら人間のような反応をする+学習能力があるみたいだし、さっさと片付けるに限る。
む、あれは・・・、
「フェイトと・・・騎士の1人か」
「あ、えっと・・・」
「森 龍斗だ、龍斗でいい・・・そっちの騎士は?」
「・・・シグナムだ」
「シグナムね・・・さて、フェイトにシグナム・・・さっさとここから離れてくれ」
泥と先ほどまで戦っていたようでもうボロボロだ。
正直言って近くに居ない方が護りやすい。
「・・・恩にきる」
「フッ、恩など感じる暇があったら早く離れたほうがいい、命が惜しいのだったらな」
俺は1人の方が戦いやすいからな。
「だ、大丈夫なの?」
「あぁ、俺1人なら大丈夫だよ、君という重荷が無ければ尚の事よしだね」
「あう」
何故なきそうなんだ?
いや、言い過ぎたか?
「悪いね、どうも君みたいな子は苛め甲斐があってね」
「うぅ・・・あ、あの」
「何かな?」
「ご無事で」
「・・・ハハ、参ったね、どうも・・・そんな言葉をかけられたら断れない、分かったよ、怪我をしないよう頑張らせてもらうよ」
そう言うとフェイトは何処かへ避難した。
シグナムとかいう騎士もどうやらどこかへ行ったみたいだ。
よし、
「これで全力が出せる」
『全力を出したら星が壊れますが?』
「・・・影響のない程度で」
『了解です、あと口調が何処かの殺人貴のIFみたいでしたよ?』
「・・・あのキャラは勝手に出た、意識していない」
『余計に性質が悪いです』
・・・はぁ、まぁいいか。
「さて、えらく大人しいじゃないか、泥」
『現在一応の仮名称として泥ではなく人形とします』
「了解、さて人形を壊す趣味はないんだが・・・まぁ、運がなかったって事で、大凶に選ばれた気分でいるといい・・・大凶は選ばれたやつの証らしいがな」
『クロムウェルはどうしますか?』
「1号まで開放、ただしあの状態にはなら
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