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信念貫きし少年の軌跡
第4話
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泥というイレギュラーが出現。
龍斗達はすぐに排除するため、原作に介入してでも行動する事にした。

「あの泥は何だ?聖杯の泥ではないし、ネロ・カオスのあれでもない」
「完全にイレギュラーですね、面倒ながら、処理しないといけないのは確実です」
「関係ないな、邪魔は排除、これだけだろ」
「それもそうか」

泥はすでになのは達と交戦していた。
一目みて、その交戦は戦いではなく一方的虐殺(ワンサイドゲーム)にしか見えない惨状であった。
しかし、なのは達も普通の人間にしては善戦している状態である。

「あの泥について考える前にまずは消すか」
「「了解」」
『マスター、転生者の反応も少数あります、お気をつけ下さい』
「了解・・・はぁ」

泥は人の姿をしているが、誰を見本にしているかと疑問に思った場合、答える事は難しいだろう。
何故ならその泥は人の姿であって人の姿ではないからだ。
人は顔の眼、鼻、口を見て、判断する人が多いとは思われるが、泥はその眼、鼻、口がない。
ゆえに人であって人でないという風に理解するしかないのである。

「数は3、イレギュラーだから1人1つだ、油断はするなよ・・・全力で消せ」
「「分かった」」
「この世界に現れるイレギュラー全て・・・俺が消し去る!それが悪意ならば・・・俺は全力で!」

それぞれ龍斗、ハル、キョウは泥の居る場所に向かった。
1人はなのは達のところへ、1人はフェイト達のところ、最後の1人はなのは達がここにきた時に変身した場所へ。

<ハル Side>

泥というイレギュラーはボク達断罪者が得ていた情報では存在しなかったモノ。
だから消すんだけど。

「この泥・・・意識がある?」

ボクの動きを見ながら・・・警戒しながらその場にいる。
こんな状態じゃなかったら確認するけど、今は・・・、

「フェン、行くよ・・・断罪を執行する」
『了解よ!断罪モード!』

断罪モード、もう少しいい名前があったらそっちにしようとおもってるけど・・・今はこれでいいか。
このモードは1ndモードの双剣と違って決まった形はない。
けど・・・このモードの真骨頂はシンプル。
眼前敵の完全沈黙までのボク自身の力を完全解放するためのモード。

龍斗には「クロムウェル」があるけどボク達にはないからね。
その代わりだよ。

「き・・ま・・だれ・・だ」
「ボクは断罪者・・・ゆえに君を断罪する、君の罪・・・その身に刻むよ」

ーー絶望への祝福ーー

泥に向かって黒くて丸い物体が向かう。
泥も馬鹿じゃないから避けようとしてる。
けどね?その技は避けるんじゃなくて消すべきなんだ。

「な・・だ!?」
「その攻撃は避けるべきではありません・・・相殺するべきでした」

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