「日常」
[2]次話
「パパ！パパ！」
昨日の酒が抜けきらないまま、娘の唯に揺さぶられ目を覚ます。
午前８時、そうだ・・・今日は約束の日曜日だ！！
この数ヶ月、寝ても覚めても仕事ばかりでおおよそ家族サービスと呼べることなど何ひとつしていなかった。
久々の家族３人での、お出かけである。
とはいえ、専ら行き先を決める権利は僕にはなく。
当然、唯の希望の場所へ行くのが我が家の決まりである。
現在３２歳の僕は２７歳で現在の妻である明日香と結婚し、その年に唯が生まれた。
いわゆる、できちゃった婚である。
自慢ではないが、近所でも評判の綺麗な妻に天使のように可愛い娘。
６LDKの新築に高級外車。
俗一般世間でいう、裕福な家庭を築いたと自負している。
ほんとうに幸せだった。全てを知るまでわ・・・。
[2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除