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インフィニット・ストラトスの世界に生まれて
海に行ったら、黄昏る その一
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ちに聞きなおせるという点では非常にいい環境だろう。

「ベインズ。お前は織斑の所にいかないのか?」

俺に気を使っているのか、それとも一夏に気を使っているのか、多分両方なんだろう。
織斑先生はそんなことを行ってくる。

「アレを見てくださいよ。とても行く気にはなりませんね」

俺が指を指した先には、俺に声を掛ける前にセシリアと鈴に捕まっただろい一夏が、砂浜に敷物を敷きうつ伏せに寝転がっているセシリアに、衆人環視の元でサンオイルを塗りというプレイをやらかしていた。
始めは一夏がセシリアの背中にオイルを塗ってあげていたが、そばにいた鈴がセシリアがうつ伏せになっていることをいい事に、無理矢理一夏と交代し、オイルまみれにして散々弄んだ。
セシリアは当然怒り、オイルを塗るために上の水着をとっていたのだろうそれを忘れ、状態を起してしまい、一夏に女性の大事な部分を晒してしまう事になった。
セシリアが悲鳴を上げている。
一夏は女性の見てはいけない部位を見てしまったのだろう。
セシリアが部分展開したISの右腕で一夏は顔を殴られていた。
一夏がギャグ補正というレアスキル持ちじゃなかったら、顎の骨は見事に砕けていただろう。
それを俺と一緒に見ていた織斑先生はこう言った。

「そう言わずに織斑の所に行ってやれ。あいつだってお前がいた方が気が楽だろう。それに、何でお前は一夏の周りにいる女どもに遠慮しているのかは知らないが、あいつらが一夏にどういう感情を持っていようとお前には関係のない話だろう」

「確かにそうなんですが、でも一夏があそこでやっているラブコメ的展開を見ていたいという気もするんですよ。自分がやるのは大変そうですが、他人のを見ている分には面白いですからね」

俺の言葉を聞いた織斑先生はクククと堪えるような笑い方をすると、

「とっとと織斑の所に行け」

と言った。
俺はおもむろに立ち上がると、了解と返事をし、一夏に向かって歩きだした。

この後、何が起こったかといえば、まるで電車がレールの上を走るかのように知っている出来事が起きた。
つまり原作知識通りになったということだ。
鈴が海で溺れ、それを一夏が助けたり、ボーデヴィッヒが一夏水着を見せるのが恥ずかしいからと全身タオルでぐるぐる巻きになって登場したり、皆でビーチバレーをやったりとそんな感じだった。
予定調和といった感じか? この世界は始点と終点が同じなら、その途中が多少違っても問題ないということなのだろうか。
転生者というイレギュラーが存在しても、この世界ではそんなに影響しないのかもしれない。
原作知識として持っている以外のことはどうなるのか知らないが、どうせ俺はこの世界の歴史
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