暁 〜小説投稿サイト〜
気まぐれな吹雪
第一章 平凡な日常
14、退学クライシス
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「またかよ……」

「平気で遅刻してくる生徒がいるとしよう。そいつは間違いなくクズ共とつるんでいる。何故なら類は友を呼ぶからな!」

あ、今さりげなく長谷川までクズに分類しやがったぞこのおっさん。

命知らずだなぁ。

違う意味で首飛ぶぞお前。

んで、その言葉に、獄寺の眉がピクリとつり上がった。

「おっさん、よく覚えとけ。10代目沢田さん及びやちるさんへの侮辱は許さねぇ!」

なんつーか笑える。

一人で大爆笑をしていたいくらい笑える。

ていうか、周りで長谷川のことに賛同してる野郎共、うるさい。



†‡†‡†‡†‡†‡



「貴様ら全員退学だーーーーーーっ!!!!!」

廊下の向こう(というか職員室)から響き渡る根津の怒鳴り声。

結構距離があるはずの1−Aまでよーく聞こえてきた。

退学処分を言い渡されたのは、沢田・獄寺・長谷川の三人。

すぐに、ダイナマイトを持った獄寺、死ぬ気になった沢田、余裕ぶっこきで歩いて二人を追う長谷川が姿を現した。

って、ん?

長谷川のやつ、素手?

とか思った瞬間、どっからか刀を取り出した。

「水天逆巻け、捻花」

ちょっと待てーい!!

おまっ、それって海燕の斬魄刀だよな!?

トリップする世界間違えてるだろ!!

でもまぁ、

ドガアァン

結果オーライ?

無事にグラウンドは真っ二つ&根津のテストが出てきてめでたしめでたし。

全員退学を逃れたとさ。

ていうか、生徒会長の退学はまずいだろーがよ、根津。

結果的に、根津は学歴詐称で解任&雲雀によってフルボッコ。

あ、そうだ。

原作で100点だった獄寺が、何故か90点だったぜ。
















「短刀二本よろしく」

「……了解です」
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