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気まぐれな吹雪
第一章 平凡な日常
13、原作? 何それ食えんの?
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別に。さて、約束ですね。私に勝ったのですから、隼人が右腕であると認めましょう」

「ありがとうございます!!」

やちるは微笑み、獄寺は深く頭を下げ、ツナはほっとした様子でそれを見ていた。

リボーンはと言うと、もちろん

(有力なファミリーゲット)

としか思っていない。

昼下がりの並盛山に、楽しそうな笑い声が響いていた。



†‡†‡†‡†‡†‡



日は傾き、並盛山は闇に包まれ始めていた。

そんな中、やちるは一人佇んでいた。

「霜月要、一体あそこで何を……」

彼女が見たのは、ツナのすぐそばにある木にもたれ掛かって自分達の戦闘を見ていた要の姿。

ツナたちについて来たのか。

いや、最初はいなかった。

そもそも、今日のことは言っていないはず……。

それなら何故……。

(原作にもいないイレギュラムな存在。私と同じトリップ者か、もしくは正式な転生者か……。それともバグ? 何にしてもあの日の力といい今回の情報網といい、彼女は警戒しておいた方が良さそうね。それとも、いっそのこと仲良くなってしまおうかしら)

そして、やちるは闇に紛れるようにして姿を消した。
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