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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0451話
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の福音だ。この程度の事でどうこうなる程に柔な身体はしていない」
「アクセル隊長?」

 エヴァと茶々丸のやり取りを見ていたエキドナに尋ねられて、苦笑しながら口を開く。

「この2人もホワイトスターに転移してくれ。……いや、違うな。3人だ」

 そう告げる視線の先にはフェイトの姿。

「エヴァンジェリンが君の本拠地に行くようだし、僕も一緒に行っても構わないかな? 君達に協力する以上はその本拠地を見ておきたいしね」
「ああ、問題無い。俺としてもお前には一度ホワイトスターに来て貰いたかったしな。エキドナ、頼む」
「了解しました。転移先座標、リュケイオスとのリンク接続……接続固定。転移先座標への座標軸固定完了。転移フィールド生成開始……生成完了。では、行きます。転移開始」

 エキドナの言葉と共に転移フィールドが俺達を包み込み……次の瞬間には俺達の姿は麻帆良からホワイトスターの転移区画に転移を完了していた。
 そしてホワイトスターに到着した俺がまずやる事は1つだ。
 俺の近くにいるエヴァへと視線を向ける。

「……どうだ?」
「問題無い。というよりも、学園結界が無い為か全盛期の力を取り戻せているな。だが妙な違和感がある。これは……」

 右手を握ったり開いたりしながら呟くエヴァ。そんなエヴァへと周囲を見回していたフェイトが口を開く。

「このホワイトスターという場所には精霊の数が殆どいないらしい。恐らく魔法を使うにしても、僕達の世界にいる時とは桁違いの魔力を消費する事になると思うよ」
「ふむ、ここが次元の狭間にあるというのと関係があるのかもな。茶々丸、お前はどうだ? 身体の動きに何か違和感はないか?」
「私は問題ありません」

 茶々丸が頷き、その様子にエヴァがほっと安堵の息を吐く。
 だが、俺はそれよりもフェイトの言葉が気になった。

「フェイト、今言ってた事は本当か?」
「精霊が少ないというのなら本当だよ」
「それが原因か……」

 フェイトの言葉に、思わず納得した。そして不思議そうな顔で俺を見ている3人へと昨日の件についてする。

「昨日ホワイトスターで『火よ灯れ』の魔法を使ったんだが、魔力をもの凄く大量に消費してな。それこそ『燃える天空』レベルに消費したんだ」
「……何? 私はそこまで消費をしているような気はしないが。アクセル、『火よ灯れ』を使ってみろ」

 エヴァの言葉に頷き、人差し指を立てて呪文を唱える。

『火よ灯れ』

 その呪文と共に魔法が発動し、俺の人差し指の先に炎が灯る。それを確認してステータスを確認すると……

「何?」

 そこに表示されているのは、15消費されているSPの数値だった。
 昨日は間違い無く40近く消費したというのに、今度は15で発動
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