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八条学園怪異譚
第四十六話 秋のプールその九
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だった。
「こ、これは」
「予想以上ね」
 二人共ビンガのその強さにまずこう言った。
「効くわね」
「強いわね」
「けれど一本位飲めるでしょ」 
 茉莉也はそのビンガを飲みながら二人に言う。
「そうでしょ」
「まあそれはそうですけれど」
「飲めますけれど」
 一本位はだ、二人も茉莉也程ではないが酒はいけるのだ。
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