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ヘタリア大帝国
TURN104 謎の女その八
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っているつもりだけれどあえて名前を出させてもらったよ」
「いや、それはいい」
「あたしもよ」
 二人はキャヌホークが何故ここで彼等の名前を出したのかもそれにあたっての覚悟もわかっていたのでいいとした。
 そしてだ、東郷は今度は自分から言った。
「伊達に夫婦だった訳じゃない、あいつのことは知っているつもりだ」
「ええ、妹してずっと一緒にいたからね」
 二人で言うのだった。
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