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魔法少女リリカルなのは〜その者の行く末は…………〜
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volume-1 Nanoha Takamachi
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ったの。
「……悪い、帰っていいか?」
「え? あ! ご、ごめんなさい。ありがとうね、持ってくれて」
「気にするな。俺が好きでやって事だ。じゃあな」
なのはに荷物を渡すと、家に向かって歩いて行った燐夜君。その後ろ姿は、やっぱりかっこよかった。――――そして。やっと、この気持ちが何なのか分かった。
恋。恋ってものなんだ。
私は、燐夜君が好き。どうしようもなく好き。誰になって言われても好き。
燐夜君が好き。そう思うと、すんなり心に入ってきた。今まで気づけなかったけど、今日やっと気づいた。たったそんなことでって言われるかもしれない。思われるかもしれない。だけど、この気持ちは絶対に変わることはない。
なのはは、笑顔で翠屋に入った。
「だだいまー!」
「おかえりなのは。……あら? 何かあったの?」
「えへへっ……ちょっとねっ!」
大好きだよ、燐夜君。
◯
と、まあこんな感じで……今、こうしてみると恥ずかしいね。
えっ? 君たちが聞きたいって言ったから、こうして恥を覚悟して聞かせてあげたのに……そんなことを言われちゃうと……
今でもその気持ちは変わらないよ。というより、話した中で、この気持ちは絶対変わらないって断言してるじゃん。今でも大好きだよ。
うん、そうだね。フェイトちゃんとはやてちゃんもそうかな。だって燐夜君は、困ってる人は、絶対に助けるっていうもん。でも、おかしな人だよ、燐夜君。私たちと自分が大切だと思う人がいれば、あとはどうだっていいっていうもん。究極的に言っちゃえば、管理局が無くなったって、世界が滅びたってね。
まあ、そういうところも大好きなんだけど。
ありがとね。昔を思い出して、また頑張れる気がしてきた。さあ、持ち場に戻りなさい。それとも、今度は、フェイトちゃんかはやてちゃんに私と同じように聞くのかな?
私は別に止めないけど……教えてくれるかな? それでも聞くなら、頑張ってねとだけ言っておくよ。
うん、バイバイ。
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