781年・青い天馬
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ェェェェェェェン!」
ロキの口から語られた驚愕の真実に、ルーシィもルーも言葉を失う。
すると、ロキはドスッと倒れ込む。
「「ロキ!」」
2人の声が重なり、慌ててロキに近づく。
「時間が・・・な・・・」
「な、何言ってるのよ!ルー!アンタの魔法で回復させたり出来ないの!?」
「・・・生命力の回復・・・ゴメン、出来ないよ・・・!」
ルーは申し訳なさそうに、辛そうに呟く。
「カレンは僕のせいで他の星霊を呼び出せなかった・・・そんな状態で仕事に行って、命を落とした・・・」
「ちょっと!しっかりしなさいよ!」
「ロキっ!」
苦しそうに息をするロキに、ルーシィとルーは必死に声を掛ける。
ロキは透き通る自分の左手を見つめた。
「僕が殺したのとかわらない。あの日を境に星霊界に帰れなくなった。星霊界も主人の命令に背いた星霊を拒否してる」
その言葉を聞いたルーシィはロキを見つめ、ロキも薄く笑みを浮かべてルーシィを見つめる。
「最後に君のような素晴らしい星霊魔導士に会えてよかった。ありがとう、ルーシィ」
キラキラと消滅し掛けているロキに、ルーシィは必死に叫んだ。
「待って!絶対助ける!諦めないで!」
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