暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールX×X
ヴァリアーの始まり
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けただけだ
暴力に勝ったセラフォルー達は色々とちぐはぐしている
世界を手に入れるには暴力以外での征服を終わらせなければ
そうすれば私達の被害も減り下級中級がサーゼクス達を裏切る
何故今の今まで気付かなかったのだろう
考え悩んでいるとXANXUS様が何処かに行こうとした
待って欲しい、私はまだまだ力が足りない
コレではセラフォルーと同じ名ばかりのレヴィアタン
土下座をしてまでもXANXUS様に居て欲しい、私は弱い、暴力に負けた!
今のままではセラフォルー達は愚かベリアルにすら勝てない

「XANXUS様、力をお貸しください!」

「立て…」

無言状態のXANXUS様がやっと口を開いてくれた

「XANXUS様?」

「様はいらねえ、XANXUSで良い
衣食住はお前が寄越すんだろうな?」

「っも、勿論です!
XANXUS様じゃなくてXANXUSの欲しい物ならなんでも」

「そうか」

そう言うと右手の人差し指リングをはめて
息を吸うと眩い黄色い炎が出てポケットから出した匣の穴の中に入れると

「クゥー」

クジャクが匣の中から現れた

「タジャトル、ヒーリングパネル」

XANXUSがそう言うとクジャクは羽を広げた
すると、光り出して私の方に向けられると

「体が…」

XANXUSに蹴られて受けた傷が治っていく
あの光は聖なる光とは別の光なのか?

「この黄色い炎は
細胞を何万倍にも活性化させて
超速で治癒する事が可能だ
タジャトルの羽から放たれる光は超速の細胞活性が起こる光だ」

XANXUSはそう言い私の手を取り

パチ

爪を切った
そう言えば延びていた私の爪

パチパチパチパチパチパチパチパチパチ

両手の爪を綺麗に切るXANXUS

「後は自分でやれ
さっさと屋敷の方に行くぞ、情報を寄越せ」

私に爪きりを渡して屋敷の方に足を進めた…
まさか、いや、そうだ最初からXANXUSはコレが目的だ
私を釣るために彼処に急に現れた、でなければ子供が此処にはいない
っふ、ふふふ、私を見事なまでにハメるなんて
今は子供だけど将来が楽しみだわ、クルゼレイ達には悪いが
私は先に魔王になっているわ


XANXUSside

いやー本当にやってしまったよ
美女を血塗れとかどんだけキチガイなんだ俺は
取り敢えず晴孔雀のクーちゃん改めタジャトル使って治したが
ヒーリングパネル使うと爪や髪が伸びるんだよな
一応手の爪だけは切っておいたが足と伸びた髪は自分でやってほしい
流石に女の命とも言われる髪には下手な事が出来ない
衣食住を貰う代わりに商売を教える事になった
魔法を使った商売は沢山あるからな、
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