三泊四日幽霊温泉合宿。後編
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怪奇現象はエスカレートしていき。
ついにある日、女の子は墓石のように張らばらになり
発見された。
それがこの旅館の別館、というわけだ。」
がしゃん!!
「ヒィっ!!」
「なんだ?」
「ごめんごめん灰皿落としちゃって。」
「も〜!!」
「幽霊や祟りなんか有るわけがない。
それは全て人間の脳が産み出した幻想だ。」
「ふーんつまりイザヨイは幽霊を信じていないんだね。」
「当たり前だ。」
「・・・・それじゃあお開きにしようか!」
「お疲れ!」
「俺はもう一回風呂でも入って来るかな。」
「あっ私も!」
「じゃあ、慧さん私も入って来るね♪」
「うん、ごゆっくり」
慧はイタズラに笑った。
「ちょっと三崎ちゃんこっちに来てくれないか?」
「ん?何ですか?慧先輩。」
「ちょっとね・・ゴニョゴニョ・・・」
「良いですね・・・」
二人はにやっと笑った。
ふぅ〜気持ち良かった。
「やぁ奏くん♪」
「よう夜空。」
「奏くん、今日さ・・・一緒に寝ていい?」
「良いわけないだろ。お前はそれでも高校生か?」
「じゃあ私も!」
「三咲もか・・・・まあいいだろう。」
俺の理性が持てばいいが。
部屋に入ると、
「な、なんだこれは!?」
そこには無数の髪の毛が落ちていた。
「奏くん・・・・女なんだね?」
「ち、違う!断じて違う!」
「不潔です。」
「だから違うって!」
パチン
「きゃあ!」
「停電か?」
「そうみたい」パチパチ
隣の部屋から慧が飛び出してきた。
「なんだ!?」
「停電みたいだ。・・・望月はどうしたんだ?」
「そっちにいたんじゃないのか?」
「きゃあ!!!!!」
そこにとつぜん望月の悲鳴が鳴り響く。
「連絡通路からじゃないか!?」
「いってみよう!」
連絡通路に着くと望月が倒れていた。
「大丈夫かい?」
慧がすぐさま駆け寄る。
「い、いま女の子が・・・顔だけで・・・・」
「顔だけの女の子?」
望月が指を指したのは
「別館か・・・・」
慧は望月を部屋に送り届けに行った。
「夜空、三咲大丈夫か?」
「だだだ、、大丈夫よよ、よ」
大丈夫には到底見えない。
「大丈夫大丈夫っ!」
「そうか?」
俺達は恐る恐る別館に入った。
一番最初の曲がり角で・・
すぅーっ
「きゃあ!」
「いたぞ!」
「任せて!」
反応したのは三咲だった。
ダッダッ奥の曲がり角を曲がると足音は聞こえなくなった。
「あっちは任せよう、望月を驚かせた本人がいるはずだ。」
そう、さっきの奴は女の子ではなかった。
階段踊り場
「い、今あそこになにかいたような・・・」
「行ってみよう。」
大広間
「ここは洋風になっているんだな。」
「・・・なんか焦げ臭くない
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