暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
共闘〜
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『呼び捨てにされる日がくるとは思いませんでしたね、相棒?』

「うるさい。行くぞ、アル」

『どうぞ。ギアは二つで?』

「場合によっては四つまで行くよ」

『了解』



なのはが振り向きながら狙ってきた・・・が、させない。

「ソニックシューター!」

単発の虹色の魔力弾を放ち、一瞬隙を作る。

「ふっ・・・」


クラナが踏み込み、拳を撃ち込む。

ダダダン!

「・・・ストライクアーツ?」


なのはがレイジングハートで捌きながら呟く。俺は背後からなのはに殴りかかる。


「オオラァ!」


ガガッ!

・・・だが、アッサリと障壁で防がれた。

「こんの・・・!」

正面をクラナが、背後を俺が攻める。だが・・・

「この・・・!」

障壁が薄いところを抜こうとするが、なのはは的確に障壁を張り直し、防ぐ。クラナの拳や蹴りもレイジングハートで弾いていく。

「アル!デバイス通し、レイジングハートと話せないか!?」

『試してはいますが、どうやら私の声も聞こえないようです!』


「チッ・・・駄目か」


「・・・」

『ヴィヴィオさんが舌打ちしてショックですか?』

「・・・無駄口叩くな」


「エクシードモード・・・」

「「!?」」

魔力による風圧で距離が開いてしまう。

「くっ・・・」

「アクセルシューター・・・フルパワー!」


大量の弾幕が展開され、俺は咄嗟に空を飛ぶ。そしてなのはを視界に捉え・・・拳を構える。

「一閃必中!セイクリッド・・・ブレイザァァァァ!!」

放たれた光線は弾を呑み込み、なのはに迫る。だがなのはは慌てず・・・

「・・・!!」


・・・なんと、レイジングハートを構えながら光線の中を突き進んで来た。


「マジかよ・・・!」

すぐに魔力の放出を止め・・・一か八かの策に出る。


「エクセリオンバスターA.C.S・・・ドライブ!」

右拳を引き・・・穿つ。

「アクセルスマッシュ!」

ガァァァァン!!

「っっっ!?」

「うわぁぁぁ!?」

なのはの砲撃の直撃を貰い、落下する。だがカウンターで顎に決めた・・・!

「ぐっ・・・うぁ・・・」

・・・体制が立て直せない。このままじゃ地面に激突・・・

「ヴィヴィオ・・・!」

・・・が、間一髪のところをクラナが受け止めてくれた。

「ふぅ・・・」

「いや・・・クラナ?助けてくれたのはいいけど・・・」

流石にお姫様抱っこはないと思う。

「あ・・・すみません・・・」

「いや、ありがとう」

なのはは・・・身体を揺らし
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