共闘〜
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・・・」
「弾幕を張るわよ。合わせなさい」
「あいよ、闇風さんよ」
『アサルト!』
ダダダダダ!!
だが・・・その弾すら全て弾き、サチは突撃してくる。
「チィッ!」
Bモードを発動してあったのが功を成して、すぐサチの一撃を防ぐ。
「サチさん!・・・今闇を・・・!」
左手の異形化を更に禍々しく、闇を奪いやすいように変え・・・サチの胸元に手を突き立てた・・・瞬間。
『■■■■■■■■■■■■■■■■』
「ーーーーっ!?ウワアアアアアアア!?」
尋常じゃない負の感情。それが流れ込んできて、俺は思わずサチさんを弾き飛ばした。
「うっ・・・くぅ、あああああ!?」
むしろ俺の闇が暴走を引き起こしかけてしまう。
「おい咲!どうした!」
「あれ、は・・・サチさんの闇じゃない・・・!あんなの・・・とても一人が生み出せる闇じゃ・・・」
「咲!」
「ゴァァァ!」
サチが知也を無視して俺に突っ込んできた。・・・闇に牽かれたのか!?
「リパ・・・がぁっ!?」
方天画戟を取り出す前にサチに組み着かれ・・・
「ガゥゥゥ!!」
腕に噛みつかれ、更に、首をもぎ取ろうとしてくる。
「いってぇ・・・!!」
『咲さん!とにかく空間を開いて下さいッス!』
「とにかくって・・・こっちは首持ってかれないようにするのが手一杯だっての・・・!」
・・・と、Aモードを発動しようとしたその時。
「十字鎌鼬!てりゃあ!」
突如横からの一撃でサチが吹き飛ばされる。
「ご無事ですか、咲様?」
「なんとかな・・・」
後少し遅ければ腕を食い千切られたかもしれないが・・・
「咲様、ここは私にお任せを」
そう言うと春鈴は・・・以前とは違う、紅いトンファーを取り出した。
「それは・・・?」
「亮様から頂いた武器を元に改良した・・・私の誇り、“烈火”です。そして・・・!」
春鈴が気を放出する。すると気が空中で集まり・・・具現化していく。
「着装!!」
それが胸当て、肩のプロテクター、脚部に武具・・・
「・・・はっ!」
最後に額当てが巻かれ、春鈴が構える。
「足甲“冷滅”・・・これが私の鍛錬の成果の一つです!」
「まるで特撮だな・・・」
春鈴は大きく息を吸い、ステップを踏む。
「違う世界のサチさんですが・・・呉はあなたに救われました。そんなあなたが誰かを傷付けるのをよしとはしませんよね・・・」
・・・そう言えば、リョウコウが恋姫の世界に行ったって紫が言ってたな・・・
「さぁ・・・行きます、よ!」
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