共闘〜
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咲〜
・・・一瞬、視界が閉ざされた後・・・俺達は空に投げ出された。
「ーーーーーー!!」
闇風が声にならない悲鳴を上げる。
「あはは!まさかいきなりダイビングなんてな!」
「笑ってる場合ですか知也様ぁ!?」
「あんの紫タヌキ・・・!みんな掴まれ!」
俺はBモードを発動して羽ばたく。そしてゆっくりと着地する。
「平気か?」
「まあな」
「お陰様で」
「・・・」
「・・・ヤミ?」
「っ!・・・え、ええ。問題ないわ」
春鈴の目が光る。
「ほほう、闇風様は高所恐怖症ですか」
「・・・何の根拠があって・・・」
「リョウコウさんから聞いたんですよ」
「な、嘘でしょ!?」
「はい、嘘です」
「・・・」
「・・・」
「・・・(チャキ)」
「いやいや!そんな本気なツッコミをしなくても!」
「あんた・・・人をおちょくり過ぎよ・・・!」
「軽い冗談じゃないですかぁ!?初対面だから距離を縮めようと・・・」
「余計なお世話よ!縮めたいなら戦いを通じてにしなさい!」
「分かりましたからそれは降ろして下さいって!」
「いやー、なかなか楽しいなぁ。な、咲?」
「軽すぎんだろ・・・ま、暗いよりはマシだけどよ」
軽くため息を吐いてから周りを見回すと・・・
「日本・・・か?」
「みたいだな」
見慣れた町並み・・・何処と無く空気も・・・
「・・・とにかく、誰かにでも合流しねぇと・・・っ!?」
「・・・どうした?」
「闇が・・・来る!」
直後、空から闇が雨のように降り注いできた。
「くそが!」
俺達は闇や武器、気を用いて闇を弾く。そして目の前に・・・異形な人形が現れた。
「・・・これは・・・」
「・・・おいおい、まさかよ・・・」
「ああ・・・完全に闇に呑まれてる。しかも異形化してるってことはそれほど闇の浸食が進んでる・・・!」
所々刺々しくて原型がよくわからないが・・・あの顔・・・髪型・・・
「紗智・・・さん?」
「ええ!?サチさん・・・ってあの・・・」
「・・・嘘でしょ。麻野さんが・・・」
この二人はサチをしってるようだが・・・
「来るぜ!先手必勝だ!」
『ルナ!』
トリガーマグナムから放たれた追尾弾がサチに当たるが・・・ダメージが入った様子はない。
「おいおい
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