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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0450話
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際にブルーマーズ計画を行う為の準備の方は進んでおるのかね? 儂等に出来るのはあくまでも周辺の環境を整えるだけで、実際に計画を推進するのはお主等になるのじゃが」

 髭を撫でながら尋ねてくる近右衛門に頷く。

「取りあえず地球と火星を行き来する為や、他の惑星まで行って魔力を集める為の宇宙艦の製造は既に依頼してある。だが、実際にそれが完成するまでは暫く掛かるだろうから、それまではこっちが持っている既存の宇宙艦を利用する事になるだろうな。エザリア、ホワイトスターに戻ったらプラントのアイリーン・カナーバとギルバート・デュランダルに連絡を取ってナスカ級……いや、積載量の多いローラシア級を数隻程販売して貰えるように交渉を開始してくれ。資金に関してはセイラン家からの賠償金で支払う」
「了解した。だが、プラントのみでいいのか? 連合軍はどうする?」
「そっちは既にレモンが締め付けてくれているからな。量産型Wを通じてロゴスに話を持ちかければ断るなんて事は無い筈だ」

 俺達の話を聞いていた近右衛門が、どこか額に汗を浮かべながらも苦笑する。

「いやはや、宇宙艦をそこまであっさり用意出来るとはさすがと言うべきじゃな」

 このタイミングでエザリアにわざわざプラントに話を付けるようにと言ったのはいわゆるハッタリの1つだったのだが……まぁ、無事に引っ掛かってくれて何よりだ。

「ブルーマーズ計画に関しては大雑把な所は今はこのくらいでいいだろう。詳しい調整に関しては明日以降エザリアと話して決めてくれ。……で、次にゲート周辺の土地に関してだが」

 一応レモンから、昨日の騒ぎを収めるのに協力する報酬としてゲートを設置した丘をシャドウミラーに貸与するという話は聞いているが、念の為に近右衛門へと視線を向ける。

「うむ。その辺は昨日話した通りにしてもらって構わん。じゃが、あのゲートとかいうのをそのままにして置いて貰うのは困る。出来れば何か建物を建てて隠して欲しいんじゃが」
「ああ、その辺は問題無い。明日からでも工事に掛からせる。そっちの魔法使いの協力は得られると考えてもいいのか?」
「うむ、そうじゃな。君達にあまり偏見のない者を派遣しよう」

 こうして、色々と細かい話を詰めてき数時間が経過する。

「……さて、今日はまだ初日なんじゃしこのくらいでいいじゃろ。色々と細かい問題が起こるとは思うが、これからは協力して火星のテラフォーミングをしていく事になるんじゃ。よろしく頼む」

 差し出された近右衛門の手を握り、頷く。

「こっちに取っても色々と利益の大きい仕事になりそうだしな」

 そこへと伸ばされる2つの手。

「私達も頑張りますので、火星のテラフォーミングを無事に成功させましょう」
「計画が実行に移されれば、長いお付き合
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