暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0450話
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に話させて貰ったよ」

 コーヒーを味わいながらそう答えるフェイト。
 そのコーヒー好きに苦笑しつつも、近右衛門へと視線を向ける。

「魔法使い側としては、今回のブルーマーズ計画はどう思ってるんだ?」
「そうじゃのぅ。色々と言いたい事はあるが、それが実現しないとどうなるかというのは既に説明されておるし、乗るしかないというのが正直な所じゃな。何しろ魔法世界崩壊の危機とあってはのぅ」
「ちなみにMMの方には?」

 ブルーマーズ計画を進める上で、MM、ヘラス、アリアドネー辺りがどう動くかが問題になってくるが、国民の大多数が亜人のヘラス、アリアドネーと比べて現実世界の人間がメインのMMは文字通りに現実世界に出て来られるから、ちょっかいを掛けてくる可能性もある。魔法世界から直接火星に移動出来る手段は無いみたいだから火星に直接手は出せないだろうが、何しろこの麻帆良はMMの下部組織だしその辺を突かれると余り嬉しく無い。それとこのネギま世界での俺達の表向きの顔になって貰う予定である雪広財閥、那波重工の方にちょっかいを出されるのも困る。

「ふぉふぉふぉ。その辺は儂に任せてくれて構わんぞい。クルト・ゲーデル総督、タカミチ君、ラカン殿、リカード議員が全面的に協力を約束してくれたのでな。それとヘラス帝国のテオドラ皇女とアリアドネーのセラス総長もな」
「なるほど、そのメンバーは完全なる世界のテロを実際に体験した連中か」
「うむ。それに表向きはネギ君が進める計画じゃからな。今の魔法世界で表立ってそれに反対なぞしようものなら魔法世界中から責められるじゃろうて」
「そして、僕はMM元老院議員の弱みを握っているからね。……余程の事が無い限りそっちからの邪魔は入らないと思うよ」

 そう言えばフェイトはMMと手を組んでいたんだったな。おかげで俺達も指名手配されたんだし。

「なら魔法世界の政治に関しては近右衛門に任せるとして……そっちからは何かあるか?」

 視線を出向組の2人の方へと向ける。

「はい。その、人型のロボットを譲渡して貰えるという話でしたが……」
「その辺については分かっている。近いうちに引き渡す予定だ。それよりもそっちはブルーマーズ計画を公に実行出来るような環境を整えてくれ」
「もちろんです。現在雪広財閥と那波重工が中心となって色々と関係各所を説得して回っている所です。ただ、さすがにこれだけ大きな計画になると私達だけでは厳しいというのも事実でして……」

 まぁ、確かに。今は笑って見ていられるかもしれないが、実際に火星のテラフォーミングを始めるとすれば利権を求めて世界中から狙われるだろうしな。

「近右衛門、そっち関係も頼んでもいいか?」
「……うむ。出来る限りの手は回させて貰おう。それよりも儂等の事はともかく、実
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