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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
百十九話:乙女の秘密
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、これは?
「……コドラン?……まさか、とは思うけど」
「あれ?いやいや、そんなんじゃないって。モモちゃんはかわいーけど、おいらとじゃ種族が違いすぎるし。ドラゴンとキラーパンサーとか、無いから。普通に」
「ガウウ!ガルル!」
『そーだよ、ドーラちゃん!無人島に二人きりでも何も無いくらい無いから、絶対大丈夫だって!』
「だよなー、モモちゃん!」
「ガウウ!」
『ねー、コドランくん!』
「あ、そうなの?ならいいんだ、ごめんね、コドラン」
「いーって、いーって!ドーラちゃんの妹みたいなもんなんだよね?なら仕方ないって!」
無人島に二人きりって。
やけに具体的な例が出てきたが、問題無いならまあいいや。
「ピキー!」
『モモ!スラリン!よろしく!』
「ガウウ!ガウ!」
『スラリンくんだね!うん、よろしくね!』
みじか!
スラリンだから仕方ないが、あまりにも短すぎる!
……なんか、追加してみるか。
「スラリンは、モンスター使いとして私が初めて仲間にした子なの。サンタローズの洞窟にいたんだよ」
「ガウウ!ガウ?」
『そうなんだ!そっか、ドーラちゃんはモンスター使いなんだよね!あ、だから、あたしの言葉もわかるようになったの?』
「うん、そうなん……だ……?」
あれ?
なんですか、この知ってました的な。
……気のせいかな?
「ガウウ?」
『ドーラちゃん?』
「あ、ごめん、なんでもない。最後に、ヘンリーだけど」
「ガウ?ガウウ?ガルル!」
『ヘンリーさん?あの人やっぱり、ヘンリーさんなの?ヘンリーさん、あの時は助けてくれてありがとう!』
うん、そうなんですよね。
私を庇って無理してゲマに向かって行ったモモが殺されそうになったところを、ヘンリーがメラで攻撃を上手く逸らしてくれたお蔭で、モモが助かってるんですよね。
ちゃんと覚えててお礼も言えるとは、やはりモモは賢い良い子だ。
……ちょっと、賢すぎる気もするが。
「……なんて、言ってるんだ?」
「あ。えっと。ヘンリーに、助けてくれてありがとうって」
「……いや。俺のほうこそ、助けに来てもらって、ありがとうな」
「ガウウ!」
『いいの!だって、そうしないといけなかったんだもんね!だって未来のドーラちゃんが』
「も!!モモ!?ちょっと、ちょっと待って!!」
「……ガウウ!ガウ!」
『……あ!ごめんね、ドーラちゃん!ヘンリーさんだからいいかと思ったけど、みんなもいるもんね!』
……そうだ、こんなに賢いモモが、アルカパから遺跡までの全ての現場に居合わせて、話を聞いていたわけだから!
未来の私のことも、私とヘンリーの事情も!
全部、知ってるわけですよね!!
……でも、キラー
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