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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
百十八話:魔物の棲み処
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じく警戒を高めたように、こちらの様子を窺い続ける何者か。
「ガウウ……グルル……」
威嚇するような唸り声が聞こえます。
「……ドーラ様」
「待って。まだ、ダメ」
ピエールが、抑えた声で私に伺いを立てて。
「ガウウ……?」
『え?ドーラちゃん?』
あれ?
「今、誰か何か言った?」
「……唸り声しか聞こえなかったが」
「ん?おいらも、今、なんか」
「ピキー?」
「……ドーラ様。これは、一体」
戸惑った様子のピエールが、また私を呼んで。
「……フニャー!ゴロゴロゴロ……!」
『……ドーラちゃん!やっぱり、ドーラちゃんだー!』
歓喜に満ちた意思の声が響いてきて、暗がりからキラーパンサーが姿を現し、私に躍りかかってきます。
「ドーラ!」
ヘンリーが、咄嗟に私を庇うように立ちはだかりますが。
「フニャー!ミュ、ミュー……」
『あ、ごめんなさい!急にこんなの、びっくりするよね!ほんと、ごめんなさい……』
シュンと項垂れて、巨体を丸めるように縮こまるキラーパンサー。
「……おい、ドーラ」
「……うん、大丈夫。なんかわかんないけど、大丈夫だから。ちょっと、下がってて。みんなも」
「……わかった」
「御意」
「りょーかい」
「ピキー!」
なぜだか手順がすっ飛ばされてるが、あれがモモであることは間違いなさそうなので。
項垂れて少し後退っていたキラーパンサー、というかモモに、仲間たちの前に進み出て歩み寄ります。
「ミュー……」
『ドーラちゃん……あたしのこと、わかんない……?もう、忘れちゃった……?』
「ううん、わかるよ、モモ」
「……フニャー?」
『……え?ドーラちゃん?……あたしの、言ってること』
「うん。わかるよ。わかるようになったの」
「……フニャー……?」
『……ドーラちゃん。あたしのこと、わかる?ちゃんと、覚えててくれた?』
「わかるよ。覚えてたから、だから。迎えに来たの」
「……フニャー!ゴロゴロゴロ……!!」
『……ドーラちゃん!嬉しい!信じてたけど、来てくれるって、信じてたけど!でも、怖かったから、寂しかったから!ドーラちゃんに会えて、嬉しい!!』
「うん、ごめんね、遅くなって。私も嬉しいよ。また、モモに会えて」
「フニャー!!ゴロゴロゴロ……!!」
『うわーん、ドーラちゃーん!!』
感極まったように叫んで、再び飛びかかってこようとするモモを、受け止めようと身構えたところで。
「フギャー!」
『あ!ま、待って!あたし、くさいかも!』
「え?」
はっとした様子で踏み留まったモモが、慌てたように自分のにおいを確認し始めます。
「ガウウ……ガウ……」
『み、水浴
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