戦乙女と戦武人 混じりあう二人の言葉
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ケェェエエ!!!??」
後ろから抱きしめた。千冬はいきなりのことで慌てている、がキョウスケの頭は自分の肩の上、しかも体は密着している。キョウスケの鼓動を直に感じる事が出来て千冬は興奮し始める。
「俺の顔が見れないか…なら見れるようにしてやるだけだ、それとも、俺の顔を見るのが嫌いになったのか…?」
「そんな事はない!!なら今此処でそれを証明してやる!!」
千冬は身体を捩じらせるようにしてキョウスケと向かいあうようにしてから、キョウスケの唇を覆うようにキスをする。キョウスケは少し驚いて身体を固めるが、身を千冬へと委ねていく。
「(………ぁぁ…感じられる、感じられている!キョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケを!!ぁぁこのままキョウスケを感じていたい!永遠にこのままずっと!!もう寂しくない、私とキョウスケは一つに繋がっているんだ、そうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだ!キョウスケは私だけのもの私のもの私のもの私のもの!)」
「(…何時までこのままの体勢にいるつもり何だ…俺が普通の人間だったらとっくに酸欠で死んでいるぞ)」
「(そうだもうキョウスケを私の傍にずっといさせればいいんだ!そうすればキョウスケは永遠に私から離れないしずっと一緒にいられる!)」
「(………千冬は俗にいうヤンデレだったのか、しょうがない、此方から仕掛けるか)」
「(なら早速、kむぅう!!!??)」
千冬はキョウスケを他の女性の視界に入れないようにと様々な考えを巡らせていた。そしていい考えが浮かびかけたその瞬間に、その全てが吹き飛んでしまった。なぜなら…
「んぅ、れろぉ、んちゅ、じゅるぅ…キョ、キョウスケェ…」
キョウスケが千冬の口内へ舌を入れたからだ。
「さぁ、千冬。おやすみ」
「え…?むぅ…」
キョウスケはもう一度千冬に口付けをすると千冬の全身から力が抜けて眠りについてしまう。流石にキョウスケもこれ以上は相手したくないのだろうか。
「…まさかヤンデレとはな」
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