暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0449話
[1/5]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
 オーブ行政府にあるカガリお薦めの食堂でアスランも含めて3人で昼食を済ませ、ゲートを使ってホワイトスターへと戻って来ると既にそこにはエザリアの姿があった。

「アクセル・アルマー、無事で何よりです」

 俺と顔を合わせるなり、安堵の息を吐きながら笑みを浮かべる。
 エザリアにしてみればプラントを出てシャドウミラーに骨を埋める気になったというのに、そのリーダーがいきなり行方不明になったんだから心配だったのも納得出来る。
 だが。

「遅いぞ貴様! いつまで待たせる気だ!」
「……何でお前がここにいるんだ。確か今日はコーネリアやムウと一緒に訓練が入ってた筈だが」
「ふんっ、母上を護衛も無しに異世界なんかに連れて行くというのは我慢ならんからな。大体、魔法使いのようなオカルトが罷り通っている世界とか、どんな危険があるか分からんだろう」
「すまない、アクセル・アルマー。だがイザークが護衛する件に関しては純粋に私の心配をするというのもあるが、コーネリアからの命令でアクセルの護衛も兼ねているんだと考えて欲しい」

 そう言えば、俺の事はアクセル・アルマーなんだがレモン、マリュー、コーネリアの3人はファーストネームで呼んでるんだな。俺がいない間にそれなりに仲良くなったんだろう。……正直、エザリアの容姿はレモン達と比べてもそれ程歳が離れているようには見えないし。

「コーネリアの命令ならしょうがないか。ただ、一応量産型Wも連れて行くぞ?」
「構わん」

 プイッと顔を背けたイザークの様子に、苦笑しながらエザリアが耳元で囁く。

「ああいう態度を取っているが、昨日まではお前を心配して神経質になっていたし、今日も今日で絶対に自分が護衛に付くとコーネリアに直訴までしたんだ。その辺を汲んでやってくれ」
「母上!? 別に俺はこいつの心配などしておりません!」

 以前にも思ったが、イザークにツンデレされてもなぁ。

「まぁ、そういう事ならいい。昼食は済んでるな?」

 という問いに2人が頷いたので、早速担当の量産型Wに命じてリュケイオスを起動させてネギまの世界へと転移するのだった。





「隊長、ご苦労様です」

 転移フィールドが収束すると、既にそこはネギまの世界。遠くには世界樹が目に入っていた。そして現在いるのは女子寮近くの丘の上で、エキドナと量産型Wがゲートの周囲で警備に当たっていた。

「ぐっ……」

 エヴァの力を抑えている学園結界の効果だろう。この麻帆良の地に踏み込んだ途端に俺の力が急激に押さえつけられているのが分かる。……まぁ、混沌精霊という存在になった以上はしょうがないが……これはちょっと厳しいな。
 そんな風に思いつつ周囲を見回すとゲートを隠す為か、塀のような物が丘を囲むように建てられ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ