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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0449話
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無い。今日はあくまでも顔見せだからな。詳しい事情に関しては先にも言ったように今日の夜にシャドウミラーの全員に公表する」
「了解した」
「……アクセル君、彼女は?」

 俺と会話をしているエザリアが気になったのだろう。向かい側の座席に座っている瀬流彦に尋ねられる。
 ちなみに電車内に関して言えば始業式という関係もあるのか、あるいは魔法使い達が何かをしたのか。俺達以外の乗客は1人もいない、まさに貸し切り状態だった。

「ちょっと大きな計画を考えていてな。それに対する俺達からの折衝や交渉役だ。今回は顔見せって所だな」
「大きな計画? それって、例の火星をテラフォーミングするとかいう?」
「あぁ、知ってたのか。そう、それだ。ブルーマーズ計画とかいう名前になったらしいな」
「うん。あの、フェイトって子と学園長が話しているのを聞いたからね。……なるほど、それにもアクセル君達が一枚噛んでたのか」
「と言うか、俺達がメインだけどな。この世界だと宇宙に出るのも一苦労だろう?」
「あはは。まぁ、確かに」

 そんな風に会話をしていると、やがて駅へと電車が止まる。
 そこから徒歩で10分程掛かり、既に見慣れた……それでも、魔法世界に行っていた月日から考えると懐かしいと感じる麻帆良女子中の校舎が見えてくる。そして……

「アクセル君!」

 その声のした方へと視線を向けると、そこにはあやか、千鶴、円、美砂の4人の姿があり、笑みを浮かべてこちらへとやってくる。

「お待ちしてましたわ。学園長先生からお出迎えするようにと言われまして」
「ありゃ、学園長も粋な計らいをするね」

 瀬流彦の言葉に苦笑をしながら4人と会話をしていると、イザークの視線が俺へと向けられていた。

「どうした?」
「貴様、どこに行っても女を作るというその習性は何とかならないのか?」

 呆れたように呟くイザークだったが……

「あ、円。この人って確かアクセル君をライバル視してたミザーク? とかいう人だよ」
「俺はイザークだ! 人の名前を間違えるとは失礼にも程があるだろう!」
「そうそう、イザーク君って名前だったわね。私は柿崎美砂よ、よろしくね」
「……何で俺の事を知っている? アクセルから何か聞いたのか?」

 そう尋ねるイザークに笑みを浮かべながら首を振る美砂。

「エヴァちゃんの魔法でアクセル君の記憶を追体験した時にちょっとね」
「……何?」

 魔法による記憶の追体験、というのがどういうものか分からなかったのだろう。視線をこちらに向けてくる。

「簡単に言えば、他人の記憶を映画のように見れるという魔法があってな。それを使って俺の記憶を見たんだよ。で、そこにはイザークの姿もあった訳だ」
「そうそう、コロニーメンデルでアクセ
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