天文部、襲撃事件。
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んでずっと一緒にいます。」
く、狂ってる。
椎名が刃物を夜空に向けた瞬間、自然とあしが動いていた。
「止めろぉぉぉ!!!!」
ザクッ!!!
「あ、あぁぁ・・・・」
ナイフは俺の太ももを直撃した。
「ぐっ・・・」
「十六夜くん!!」
「お、お前は・・・それだけ夜空のことを・・好きだって言うこと
なんだな・・・だが・・それは・・こんな形じゃいけない。
・・・それはわかるだろ・・・」
俺のひざが地につく。
「何回も・・・何回も・・その気もちを伝えれば・・
夜空にもきっとわかってもらえる・・・はずだから・・」
どさぁ・・・
「十六夜くん!!!」
そこで俺の意識は絶ちきられた。
「ん?・・ガバッ!」
目が覚めると俺は病院にいた。
「十六夜くん!!」
「うわっ!」
水上が思いっきり抱きついてきた。
「あの後おれは・・・椎名は?」
「椎名さんは・・・」
「すぅ・・・すぅ・・」
「ずっと見ててくれたのか・・・
夜空も、ありがとうな。」
「うん。」
俺はその翌日退院した。
「よう。」
「おうイザヨイ!」
「心配かけたな。」
「イザヨイが彼女を残して死ぬわけないからね♪」
「彼女ゆうな。」
「・・この前の後輩の事なんだけど・・・」
「・・・・」ゴクリ
「イザヨイに惚れたみたいだよ♪」
「・・・・・・」
「修羅場ってやつかい?」
「お前は俺をホントに殺す気か!」
椎名も天文部に加わり、俺達天文部はこれからも活動を続けて行く、
この綺麗な星空の下で。
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