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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『説明って難しいよね』
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はだけ仲間外れは嫌なの!」
やっぱりこの子は優しいな……。
「了解……フェイトもそれでいいな?」
「本当に良いの?」
フェイトは震えながらもすがるように此方を見る。
「もちろんなの!」
「もとから協力するつもりだったしな」
「あ……ありがとう」
彼女は涙を流しながらも綺麗な笑顔を見せてくれる。
この子のこんな顔初めて見たな。
「気にするな」
「ところでなのはさん」
話しが一段落したところで千歳がなのはに話し掛ける。
「はい?」
「もう夜も遅いので泊まっていかれますか?」
「いいんですか?」
「私は零様がよろしいならかまいませんよ」
コチラをジッと見つめる千歳。
「泊まってもいい?」
上目使いで目を潤ませながら言うなのは。
今夜はオールナイトでお話ですねわかります。
「わかった 桃子さんには俺から連絡を入れておくから その間にフェイトと話し合っておきなさい」
「うん!」
俺は桃子さんに連絡を入れるためにこの場から離れる。
なのは Side
「ねぇ フェイトちゃん」
私はどうしてもフェイトちゃんに聞きたい事があったから私から話し掛ける。
「なに?」
「フェイトちゃんはお兄ちゃんの事どう思ってるの?」
「零の事?」
「うん」
「凄く優しい人だと思う……敵だった私にご飯食べさせてくれたり、協力してくれたりしているから……」
「なのはもそう思うの」
私もお兄ちゃんに助けてもらったから今の私がある……ひとりぼっちで寂しかった私にできた初めての友達。
そして大切な人。
「あなたも零が好きなの?」
「うん……私も零お兄ちゃんが大好きなの!」
「そうなんだ……」
「それとね……フェイトちゃん」
「なに?」
「全部が終わったら言いたい事があるの……」
「わかった……全部終わったら聞かせて」
「うん!」
零 Side
「よかった……仲良くしているみたいで……」
あれから桃子さんに連絡を入れたのだがなのはとフェイトが話し合っていたので俺は空気を読んで部屋には入らずにいた。
「そうですね」
頷く千歳、
「さて……とりあえずなのはに連絡を入れた事を伝えますか」
「そうですね」
俺と千歳は部屋に入り、
「桃子さんに連絡を入れたぞ」
「ありがとうなの」
「あっ! なのはさん フェイトさん」
「なんですか千歳さん?」
「お風呂の用意が出来ているのでよかったら入られますか?」
「フェイトちゃん一緒に入ろ!」
「う……うん」
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