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蘇生してチート手に入れたのに執事になりました
SP・コロッセオ、開幕!
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考えることは同じということか。
『もらったぁ〜!』
『・・・・・・・ッツ!』
しかし、勝利の余韻に浸る間もなく残った四人の男性陣が襲い来る。二人はここで必死にその攻撃を食い止める。

ー二十分後 闘技場
「はぁはぁはぁ・・・・・。」
「ふぅふぅふぅ。」
「若菜麗VS渋井保志の激闘!十分間、激しいぶつかり合いが行われている〜!」
あの後十分間の戦いの後、四人の男性陣を倒し、麗と保志の一騎打ちとなった。
長期戦を終えた後、既に二人で十分以上闘っている。ゴム弾の残数も互いにもう一桁だ。
「ふう。ふう。なかなかやりますね、保志。」
「いえいえ、貴方こそ。女性で、その腕前、敬意を表します。」
クソ丁寧な保志の言い方に麗は少しだけカチンと来るが、冷静を保つ。
これも策略家にして、戦闘も得意な万能な保志の技。戦いに情は禁物だ。
相手は、拳銃もそうそう使って来れない弾数。棒は短いものが二本。条件は同じ。あとはどうするか・・・?
「うおおおおおおッツ!」
「・・・・・・来たッツ!」
相手が先に動き出す。一直線に接近戦を挑んでくる・・・・・
「訳ないわよね。」
それはフェイントで、実は既に残り全弾装填してあったゴム拳銃で連射を行う保志。
「でもッツ!そんな手にはひっかからないッツ!」
麗はすでに全弾装填していた拳銃を連射。全ての相手の弾丸をその弾丸ではじき落とす。
「な・・・・・!」
「弾丸を全部素手で摘み取るような人が傍にいると、これ位は出来るものです。」
「てやぁぁぁぁ!」
「う・・・うわあああああ!」
麗は素早く棒二本による連打攻撃を繰り出す。
「若菜麗による渋井保志の敗北申告!よってA組の優勝者、若菜麗!」
『うおおおおおおおおお!』
「麗さん、スゴイです!」
「そうですね〜。良かったですね〜。」
「・・・・・宏助さん適当ですよ。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
歓声と共に漫才のようなアナウンスを聞きながら麗はようやく勝利の余韻に浸る。

ー闘技場 B組
「ウォォォォオオおお!」
「・・・・・・ち、力技で圧倒!たったひとりで、他九人を撃破ッツ〜!」
「十五分くらいでしたね。優勝は堀江信之助ですか・・・。」

ー闘技場C組
「はぁ、はぁ、はぁ・・・フン!麗と戦うために、こんなところで負けはしないッツ!」
「す、スゴイ執念!麗さんと戦うために異常な力を発揮〜!男性陣とも引けをとらない強さ〜!」
「第一次予選通過は、若菜麗、堀江信之助、金希ですね・・・・。」

SP・コロッセオは・・・・この後、更に波乱を極める・・・。
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