2話
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あんなところまで行くのか…普通の魔導師じゃきついと思うがな…
「じゃあ行きますか」
「できるかの?」
「余裕っすよ」
俺は粒子を鉄の塊の下に放出し、持ち上げる
「おばあさん、俺につかまって」
「は、はぁ」
おばあさんが俺の手をつかんだことを確認し、足から粒子を放出。俺とおばあさんは空中に飛び上が
る。
「もしかして…おぬしは神々殺しのロストさんかい?」
「!?」
まさかこんなところまで俺の二つ名が広がっているとは思わなかった
「おお!やはりそうか!!王様はロストさんのファンなんじゃよ。いや〜きっと喜んでくれるぞ」
おばあさんはすっかり上機嫌だが、こっちは集中しなければいけない。鉄の塊は思っていたよりも重
く、下は住宅が広がっているので休憩することもできない。ようやくお城に着いたとき、俺は汗をかい
ていた。
「いや〜とても速いの〜さすがはロストさんじゃ!」
おばあさんはすっかり機嫌をよくして、はしゃいでいる。 と思ったら門番と思われる男にむかって歩
き出した。門番がお辞儀をしていることから、ある程度は偉いおばあさんなのかが分かる。
「こっちじゃ」
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