一部【スサノオ】
五章【ヒトガタ】
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ウトの方法を教えられておらず取り残された零。
しかし、無情にも周りの壁は次々と下がり続ける。
「残念だが説明している暇はない…安心しろ、やられても現実に死にはしない。……たぶんな」
「た、たぶんってっ!?」
叫びもむなしく完全に壁は取り払われ、その全貌が露になる。
殺風景な広いただの四角い鉄箱と化したその奥には…
「う…嘘だろ…」
散乱した…先程まで元気だったプレイヤー達の死体の山だった。
そしてそのさらに奥に佇んでいる人影。
いや、人に似た何か…
「『ヒトガタ』か…」
『ヒトガタ』と呼ばれた何かがゆっくりと振り向く。
外見こそ人間ではあるが…顔面や手や肩に付いた大きな結晶。
それは、人ではないと認識するのに十分すぎるものだった。
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