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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
短編 あるお盆の物語 @
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二度としたくありません。」
「「「えーーーーーーー。」」」
「そこ三人、我慢してください。」
文句を言ったのは、一輝、前、殺女の三人だ。
「で、どのような手で行くのじゃ?」
「複雑なのは・・・やめてください・・・」
「大丈夫ですよ。去年ほどではありませんが単純です。」
そう言いながら、十人にプリントを配る。
そこには
『第一部隊』リーダー『降神師』メンバー『式神使い』『雷撃』
『第二部隊』リーダー『犬神使い』メンバー『化け狐』『白澤図』
『第三部隊』リーダー『型破り』メンバー『化け猫交じり』『刀使い』『金剛力』
と書かれており、約三人が小さくガッツポーズを取った。
「この三部隊に分かれていただき、各担当地域の妖怪を殲滅。霊獣クラス以上が出た場合には、担当が終わったものからそこに直行していただきます。」
「メンバーはこれだけでか?」
「殲滅は基本このメンバーで、避難などには地域の陰陽師にも参加してもらいます。」
「俺のところの男女比がおかしいのは?」
「人数が多いのは、貴方を取り押さえる必要が出た時用です。この中で一番の問題児は、間違いなく貴方ですから。男女比は、上二人に貴方のところにいる女性を入れると、その二人がコミュニケーションを取れるとは思えません。」
第一席、二席、弱点は女性である。
それぞれの部隊にいる女性は、そいつらが唯一まともに話せる女性だ。
そして、一輝の部隊にいる三人は、ガッツポーズを取ったメンバーだ。理由は・・・まあ、ご想像いただきたい。
一年の間に一輝に助けられた、などのイベントがあった、とだけ言っておこう。
「ああ・・・そういうことか。了解。情けない上司達のためにも受け入れましょう。
まあ、特に文句もないし。」
約二名文句をいいたそうにしているが、事実であるために何もいわない。
「では、担当地域を指定させていただきます。第一部隊には北海道から新潟辺りを。第二部隊には兵庫県あたりから沖縄県までを。第三部隊は残り全てです。何か質問はありますか?」
場所割り、かなりテキトーである。
「では、質問は無いようなので、これで終わりとします。現地入りは明後日の朝までにしてくださればいつでも。宿泊費など費用が出た場合にはすべてこちらに請求するようにしてください。
そのあたりの話し合いも含めて、只今よりお食事に行きましょう。」
そうして全体としての話し合いは終わり、食事で部隊ごとの話し合いをすることになった。
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