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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
短編 一輝と湖札の物語 D
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怪。箒でたたき出すことができる。地方によっては納戸神とも呼ばれ、家や華族の守り神であったとも言われる。」
残り、八十三。
「箕借り婆、旧暦の2月8日、12月8日に現れ、人家を訪れて箒や人間の目を借りていってしまうとされる。一つ目小僧を連れているともされ、網目のたくさんあるものを見せることによって退治することができる。」
残り、八十二。
「夜泣き婆、憂いのある家の前に現れ、泣く妖怪。人々は皆それにつられて涙し、そのいえに不幸が来てしまう。」
残り、八十一。
「木綿引き婆、落葉樹の下に現れ、人が通りかかると恐ろしい視線で睨みつける妖怪。」
残り、八十。
「疱瘡婆、宮城県に疱瘡を流行させ、病死した人間を食べたとされる妖怪。その姿は、顔が赤く、白髪に覆われ、体調が三メートルある老婆の姿だった。」
残り、七十九。
「マサカ、ワガモノガタリヲニジュウイチモケズルトハ・・・ダガ!コレイジョウケズレルトオモウデ」
「うるせえよ。大人しくしてやがれ。」
青行燈が起き上がろうとするが、一輝が“日本刀”を突き刺し、再び縛る。
ついでに呪力を流すことで少しでも長く縛ろうと調節する。
もう既に青行燈に抵抗するだけの余裕を残していない。
「さて・・・もう一気にやったほうがいいかな?」
「ああ。頼むからそうしてくれ。結構疲れるんだよ、これ。」
「了解。」
そのまま、一輝が抑えている間に湖札は一気に言霊を唱える。
村を洪水に巻き込む妖怪『ヤロカ水』
名前と違い河童であり、怪火をだす妖怪『磯天狗』
死んだ馬の霊が人に取り憑く妖怪『馬憑き』
人間に取り付き、様々な悪戯をする妖怪『おとら狐』
草履の片方を奪う妖怪『片足上臈』
猫を食らうねずみの妖怪『旧鼠』
木の上から落ちてきて、人を襲う妖怪『つるべ落とし』
夏の夕空を大きな音を立てて飛ぶ怪火『天火』
見上げるほどに大きくなっていく妖怪『入道坊主』
山野で人を迷子にさせる妖怪『宇婆』
木から赤い子供のような手を出しているだけの妖怪『赤手児』
アカシアの木から火の玉のような姿でぶら下がる『イジゴ』
声をかけ、返事をした男に取り憑く妖怪『河女』
光を発しながら坂道を上下する球体の妖怪『テンゴロバシ』
人間の女を好んで人里から盗み取る妖怪『経立』
少女の姿で水の中へ人を誘惑し、溺れさせようとする妖怪『メドチ』
友好的で、少量の報酬で大仕事を手伝ってくれる気前のいい妖怪『大男』
山中で人に会うと、自らの体を破裂させ肉や内臓を周囲に撒き散らす妖怪『小玉鼠』
老いたツバキの木に精霊が宿り、怪木となって人を誑かす妖怪『古椿の霊』
骸骨の姿をした女性の妖怪『骨女』
落雷とともに地上に落下する妖怪『雷獣』
海の近くを飛び回る鬼火『
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